~うつを乗り越え、取り戻した笑顔で歌う~
笑顔を届けるハートフルシンガー稲田貴久です。
このブログは、うつになり、10年の闘病、3度の克服、1度の自殺未遂を経験した著者が、うつを乗り越えた今、うつから学んだ大切なことをお届けするものです。
3日間に渡る東日本大震災チャリティコンサートを無事に終えることができました。
「命ありがとう」をテーマに、震災発生から7年を迎えた岩手県大船渡市と陸前高田市で、4会場のコンサートに加え、高齢者施設を訪れました。
連休にかかわらず、どの会場もたくさんの人にお集まりいただきました。
田ノ頭オレンジカフェ。
高台移転した自宅を地域の居場所として開放し、様々な講師を招いては、お茶っこをしてみえます。
ライブで命を分かち合えた、お返しにはオレンジカフェのテーマソング「ばーばの唄」をご披露くださいました。
みなさんの元気の秘訣は、「歌うこと」。
96歳のおばあちゃんからは、「がんばんなさいよ」という有り難いお言葉をいただきました。
居場所ハウス。
ぼくの第2の活動拠点であり、NPO法人居場所創造プロジェクトが運営する古民家は、陸前高田から移築した地域の居場所。設立からオープンまでを見届けてきただけに、感慨深いものがあります。
海外でもフィリピン、ネパールと居場所作りをされています。
ぼくが今、被災地で心の支援活動を継続できるのは、居場所ハウスがあるから。
「ここが、ぼくの居場所」だから。
居場所ハウスで歌えることが幸せで、ここがあるから歌い続けられる。
そんな思いを噛みしめながら、歌い届けました。
アバッセたかた。
オープンして1年を迎えた陸前高田市の商業施設。陸前高田図書館もあり、地域の衣食住を担う大切な場所。
1周年記念イベントの一環として開催されたライブには、館内のポスターをみて、ぼくに会いにきてくださった方もみえました。
心に寄り添い、手をとり、傾聴させていただきました。
生きていましょうね。今ある命に感謝して。。。
市営川原アパート集会室。
災害公営住宅の集会室であり、地域の居場所であるこの集会室には、1年を通して毎日のように全国から様々な人が訪れるというパワースポット。みんなイキイキ。
「笑薬フクキタル」という言葉のとおり、笑いこそが、どんな名医や名薬に勝る特効薬であり、みんなと声を出して大笑いしました。
そしてその後、そっと涙しました。
「また、帰っておいで!」の声がぼくたちを優しく包み込みました。みんな笑顔イキイキ。
介護老人福祉施設ひまわり。
岩手県ではじめてグループホームをとりいれた社会福祉法人典人会が運営する高齢者施設。認知症専門のデイサービスセンターの職員さんらが中心となりボケへの理解をテーマにされたボランティア劇団「気仙ボケ一座」の活動が広がっています。
医学博士でもあり、法人理事を務められる木川田先生は、様々な医療福祉団体の理事長や会長を兼務される素晴らしい方。そんな木川田先生と対談することができ、とても勉強になりました。
この3日間は、ブログでは書ききれないほどの内容でしたが、ある共通点がみえてきます。
それは、「居場所」です。
どの会場も、必要な人の居場所であり、自分らしくいられる場所だったということ。
震災発生から7年を迎えた気仙両市は、町の復興はもちろん、心の復興に向けて、必死になり生き直しをされようとしています。
ぼくは28歳で重度のうつになり、自殺未遂に追い込まれ、全てを失いました。
しかし、今こうして生き直すことができています。
それは、10年に及ぶ闘病の時間から「学ぶこと」ができたから。
「見方を味方に変える」ことができたのです。
生まれた時から、がんじがらめだった考え方と生き方をゆるめられたことがターニングポイントだったように感じます。
笑うことが人間に授かった最高のゆるみの秘訣であり、お金も労力もかからない笑顔こそ、生き直すための術だと学んだぼくは、取り戻した笑顔を届けることが使命だと疑わず、活動をしています。
それが、笑顔を届けるハートフルシンガー。
今回、ご一緒いただいた全盲の歌姫わかなちゃんと癒しの歌声hiromi♪さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ぼくたちを温かい迎えてくださった気仙の皆さま、本当にありがとうございました。
ぼくたちは、皆さまのことを忘れません。
想い続けます。
そして、皆さまの思いをライブを通じて代弁者となり、広めてまいります。
また来年も必ず、気仙に帰ります。
笑顔を届けるハートフルシンガー
稲田貴久
【 稲田貴久(いなだ たかひさ) プロフィール 】笑顔を届けるハートフルシンガー。1971年愛知県生まれ。待望の長男として期待をうけ育つ。よい子を演じ頑張り続ける結果、28歳で重度のうつ病を発症。自殺未遂に追い込まれ、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。つらさの中に笑顔で生きる秘訣をみつけ、生き直しを果たす。現在は「1人でも多くの人に笑顔を届けたい」と逆境からの学びを曲にして歌い、学校や病院、施設などで独自な講演活動を重ね、生きづらさを抱える多くの心に寄り添う。同時に東日本大震災被災地で心の支援活動にも力を入れている。ユーモアを交えて笑顔で歌い届ける姿が反響をよび、新聞、テレビ、ラジオなどメディアで多数取り上げられている。2014年オリジナルアルバム「Smile」リリース。同年コラボシングル「チキンハートの唄」リリース。公式サイト こちら











