おめでとう、ペコ。

知ってる人はもう10年前から知っている、
あの”ダダっ子ペコちゃん”が、
この春、なんとまぁ、大学生になりました


18年と8ヶ月前、
私のもとにやって来た女の子は、
毎日毎日、泣いて、怒って、ダダこねて。
毎日毎日、笑って、はしゃいで、抱きついて。


それはそれはたくさんの、
形のないものをくれました。


胸が締め付けられるような切なさも、

指先が冷たくなるような不安も、

からだじゅうの力が抜けるような安堵も、

心がじんわり温かくなるような歓びも、

泣きながら笑ってしまうような幸せも、

みんな、かけがえのない時間です。


振り返ってみれば、
母さんが怒ろうが、どうあろうが、
いつもペコはペコでしたね。


これから何十年と続く人生の、
一年一年、一日一日は、
すべてあなたのものです。


どうか生涯をかけて、
ひとつでも多くの笑顔が見られますように。
ひとつでも多くの幸せが刻まれますように。


ただそれだけを母さんは祈っています。