おはようございます!子育てチェンジセラピストのタオです ニコニコ


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タオ流<子育てコーチング塾>



さて、きょうは「子育てと感情」について、
書いてみようと思います。


子育てには、ありとあらゆる感情が、
もれなくセットでついてきます にひひ


で、何がしんどいかって、
子どもが少し大きくなって、
言うことを聞かなくなったり、心配事が増えたりすると、

毎日イライラしたり、カッとして怒ったり、
あれこれ心配したり、くよくよ悩んだり…。
自信をなくして落ち込んだり、悲しくなったり…。


いわゆる「ネガティブな感情」が
いっぱいいっぱい沸き出して、
次から次へと振り回されて、
しかもそれを子どもにぶつけて、
また自分を責めたりする…。

そんな悪循環がしんどいよね、って思うわけです。

(ペコのダダに翻弄され、毎日怒っていた私は、まさにそうでしたあせる



これが、”ヨソの子”なら感情的にならないし、
冷静に正しい対処もできますよね。

でも、わが子だからこそ、
心が反応して、つい感情的になってしまう。


だから「頭ではわかっていても、できない」
だから「本当はこうしてあげるといいと思うんだけど、できない」
ということが起こるわけですね。


子育てに
正論や理想論はいらないーー。



そう思ったことのあるお母さんも多いでしょう。


そして、この
「頭はわかってるけど心が拒否している状態」をほどくカギは、
「ネガティブな感情を受け止めること」にあると思うのですね。



本来、感情には良いも悪いもありません。

その時に感じたすべての感情を、
まずはそのまま認め、受け止め、感じてみる…。

すると気持ちがおさまり、
心のブレーキがはずれることも多いのです。


ひょっとすると、子ども時代に押さえ込んだネガティブな感情が、
いまも反応を引き起こしているのかもしれません。

わが子の泣き声や、怒りや、ダダやわがままが、
その”ガマンしてきた感情”を刺激してしまうんですね。

でも、イメージでその時に戻って、その感情をちゃんと表現し、
未完了を完了することが次へ進むステップとなります。



同時に、もうひとつ忘れちゃいけないポイントは、

子どもにとっても
「感情をちゃんと感じて、表現し、
 しっかり受け止めてもらう経験」が
何より大事なんだということです。





私が子育てのバイブルの一冊にしている
『ちゃんと泣ける子に育てよう』大河原美以(河出書房新社)
にはこんなふうに書かれています。


「すぐに泣いたり、怒ったり、ふくれたり、
 すねたりしないイイ子」に育てるのではなく、
「自分の感情にちゃんと気づいて、それを表現することのできる
 “生きる力”の満ちあふれた子」に育てよう。


怒りや悲しみや怖さを自由に吐き出すことができ、
そして大人に抱きしめてもらったり共感してもらえると、
子どもは安心してネガティブな感情を
コントロールできるようになるのだそうです。


「しかし、それは思春期以降、徐々に実現していくものです。
小学生のうちは、子どもはみんな弱虫で、
泣き虫で、甘えん坊であることが必要なのです」



そうーーー


“小学生のうちは、

子どもはみんな

弱虫で、泣き虫で、

甘えん坊であることが必要なのです”




私はこの言葉を読んで、
涙が出そうになりました。
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