子育ての悩みについての話題になると、

よく、こういうふうな結論になったりしませんか?


「なんだかんだ言っても、結局、愛情をもって子育てすることがいちばん。
 “子どもを愛してる”という気持ちさえあれば、だいじょうぶよ!!」


う~~~んガーン

確かにそうなんです。

そうだけど、でも、う~~~んガーン汗




子どもはかわいいし、愛していると思う。

だけど毎日言うことを聞かないとイライラするし、怒っちゃうし、

意志だけで「受け止めれるように」なんてならないし、

いつも「愛情いっぱいのお母さん」なんかでいられない。



それに、愛情をもって子育てするって、どうすること?

具体的にいったいどうすればいいの?



「愛情をもって子育てしたいと頭ではわかってても
 実践できないから、悩んでるんやんあせる



そうツッコミたいところですドンッパー



   *   *   *



先日、アドラー心理学関係の著書を多く持つ岸見一郎さんの

『子育てのための心理学入門』という本の中で、こんな言葉を見つけました。


「(子育ては)愛だけでも技術だけでも十分ではない」


おお、その通りビックリマーク


「おそらく子どものことを愛していない親はいないでしょう。

しかし、子どもを愛しているだけでは十分ではないと思うのです」



なるほど。


「愛だけでは、子どもを育てることはできないのではないか、

そういうことに私は次第に思い当たるようになりました。

私は、育児に技術が伴わなければ、無力であるということを

息子が二歳の頃に実感しました」



さらに。


「しかし、他方、育児が技術であるとしても愛がなければ、

そのような技術は危険この上ないものです。私は、育児をただ技術として学ぶ、

しかも(中略)親がいかに子どもを自分の思い通りに育てるか

という目的のために育児の技術を学ぶことに危惧を覚えています」



と岸見さんは書いています。



   *     *     *



たとえば、スポーツをするのに

基礎体力や身体能力といった「基盤」と「技術」の両方が欠かせないように。



子育てにおいても、

愛情と技術の両方は、車の両輪のように欠かせないものなのだと思います車



お互いのコミュニケーションをスムーズにし、

子どものやる気や自信を引き出す「子育てコーチング」も、

子育てにおける心強い“技術”のひとつ!



そして、コーチングに限らず、さまざまな技術を手に入れることで、

お母さんが余裕を取り戻し、子どもへの愛情をもっと深く感じ、

それをムリなく子どもに伝えることもできるようになります。



↓そんな“愛情と技術の両方に着目した講座”をやってますドキドキ

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