「マグニフィセント・セブン」
何とも言えないな~ 爽やかさがなかったな~ 後味がよくないな~
黒澤明監督の「七人の侍」の西部劇版である、そして多様性象徴する「新七人」とのキャチコピーに観てみたい! 喜び勇んだ映画館へ
アメリカ資本主義の始まりの時期、
暴力であろうが、なんであろうが力を持っている者がその町を支配してゆく西部開拓時代
この町で殺された夫を持つ白人の女性リーダーと、その暴力に立ち向かい町を守った七人のガンマンの物語。
それぞれの復讐心が前面に立ち、人が余りにも殺され、画面は死人の山、山
殺伐としたシーンがこれでもか映し出されるスクリーンに、
私の心は黒澤明がこの映画を観たら、
きっと弱い者が団結して、自分たちのささやかな生活を守るために闘う、
その一つ一つが正義とか理想とかにつながるだよと言って創った「七人の侍」なのにどうしてと思うだろうよ。
復讐からは何も生まれないよと!
だから、後味の悪い印象を受けたのです。
この映画には現実にあり得たリアリズムがないし、何故、命をかけてまで闘うリアリティが描かれていませんと・・・・
黒澤ファンとしては … 感想を書きました。
一方、タオ姫、ひさしぶりの暖かな冬晴れ、
いつもの散歩道を爽やかに行進です、川面に映る赤い鉄塔も映えています、
そして、春の兆しが一面冬枯れの笹の葉も、一枚二枚と淡い緑になりつつあります、
この時期が、まだまだこれからだ~ 頑張れるぞ!と思う一瞬です。(^^♪
今日はついでにメジロさんが我が家にもやって来ましたよ。
春、近しですね。