東京都江東区にあります『第五福竜丸のエンジン』を慰霊致しました | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

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”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。

新木場駅より
徒歩10分の距離にある

 

 

「第五福竜丸展示館」があり
その敷地内にあります。

 

◆第五福竜丸のエンジン



 このエンジンは、
昭和29年(1954年)3月1日に、

太平洋の
マーシャル諸島にある
ビキニ環礁で



アメリカが行った
水爆実験によって
被害受けた



「第五福竜丸」で
使用されていたものです。



 「第五福竜丸」は
昭和42年(1967年)に
廃船になりましたが、



エンジンは
奥地寿太郎氏に
買い取られ、



同氏所有の
貨物船「第三千代川丸」に
取り付けられました。



 その後、同船は
昭和43年(1968年)7月に



三重県熊野灘沖で
座礁・沈没し、

エンジンは
海中に没しました。



 平成8年(1996年)12月、
28年ぶりにエンジンが

海中から
引き揚げられました。



 東京都はエンジンの寄贈を受け、
「第五福竜丸展示館」前の
この地に展示しました。

平成12年1月



 エンジンの保存に

協力してくださった人々

●杉 末廣氏

●「第五福竜丸エンジンを東京夢の島へ」
             和歌山県民運動

●「第五福竜丸エンジンを東京・夢の島へ」
                都民運動

 

 いち見学者として
拝見致しましたが、

エンジンから
漂ってきます

何とも重苦しいような
雰囲気とでも

いうのでしょうか?



 それはこの
今は動きを止めてしまった
エンジンに、

様々な歴史が
刻まれているためか
と思われます。



 謹んで
祓い、鎮魂を
行わせて頂きました。