東京都江東区にあります『都立第五福竜丸展示館』を慰霊致しました | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

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”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。

「新木場駅」より
徒歩10分の
距離にあります。



◆都立第五福竜丸展示館



<展示の趣旨>



 この展示館には、

木造のマグロ漁船
「第五福竜丸」



および
その付属品や関係資料を
展示しています。



 「第五福竜丸」は、
昭和29年(1954年)3月1日に

太平洋の
マーシャル諸島にある
ビキニ環礁で、

アメリカが行った
水爆実験によって
被害を受けました。

 

 木造漁船での
近海漁業は

現在も行われていますが、

当時はこのような
木造船で

遠くの海まで
魚を求めて
行ったのです。  



 「第五福竜丸」は、
昭和22年(1947年)に
和歌山県で建造され、

初めは
カツオ漁船として活躍し、

後にマグロ漁船に
改造され

遠洋漁業に
出ていました。



 水爆実験での被爆後は、
航海の練習船
「はやぶさ丸」に改造されて

東京水産大学で
使われていましたが、

昭和42年(1967年)に
廃船になったものです。
 

 
 東京都は、
遠洋漁業に出ていた

木造漁船を実物によって
知っていただくとともに、



原水爆による惨事が
ふたたび起こらないように

という願いをこめて、

この展示館を
建設しました。

 

<東京都 昭和51年(1976)6月10日開館>

 入り口を入りますと、
左手には、

第五福竜丸の後部が
見上げるような形で

圧倒的なスケールで
その姿を顕わにしています。



 謹んで
祓い、鎮魂を
行わせて頂きました。