鹿児島中央駅から
直行バスで鹿屋経由で、
東笠之原まで2時間10分。
東笠之原から
徒歩で30分の距離です。
正式には
海軍航空隊笠之原基地の
川東掩体壕
(かわひがしえんたいごう)跡です。
ちなみに掩体壕
(えんたいごう)とは?
<かつての補助滑走路沿いにある標識です。>
戦時中に
航空機や物資などを
敵の攻撃や爆風から
守るために作られた施設です。
<標識から西に向かいます。>
土をコの字型に盛ったもの
(無蓋掩体壕)から
<右手に掩体壕が見えてきました。>
コンクリート製のもの
(有蓋掩体壕)まで、
<屋根のあるタイプの有蓋掩体壕です。>
たくさんの掩体壕が
基地周辺に建設されました。
<案内板がありました。>
この掩体壕づくりには
大人から子どもまで
多くの人々が
動員されました。
<掩体壕についての解説です。>
それで・・・。
この川東掩体壕
(かわひがしえんたいごう)は、
<米軍機撮影・・・。ちょっと複雑な気持ちになります。>
笠之原基地で
使用されたもので、
唯一
現存するものです。
この中には
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が
入れられていた
と言われています。
<図入りの表示は有り難いですね。>
戦時中の
鉄筋不足を補うためか、
<正面に向かって右側の壁。おそらく爆撃の痕?穴が空いています。>
アーチ状のコンクリートには
玉石が混ぜられています。
<右から回り込んでみましょう。>
戦争の記憶を
後世に伝える貴重な遺跡です。
<これが真後ろから見た絵になります。>
この施設の建設に
当時尽力された
<さらに進んで行きます。>
地元の皆さんや軍関係者の
方々の体験されたことを偲んで
<掩体壕の左手には・・・。>
謹みて
祓いと鎮魂を
行なわせて頂きました。
<海軍航空隊鹿屋基地で使用された掩体壕の一部が展示されていました。>