< 解 説 >
遺伝子というと、
通常は体遺伝子、
つまりタンパク質の
転写因子にのみ
注目が集まる。
ところが、
この体遺伝子は
遺伝子全体の5%程度であり、
残りの95%は
ジャンク遺伝子と呼ばれる。
よって、
世間一般に知れ渡る
遺伝子の姿とは、
この5%の姿であり、
その全体像を
指し示すものではない。
では、本当に
この95%が
ジャンクなのか
というと、
<とても考えられないネコ>
なぜなら、
生命の淘汰の歴史において、
それほど多くの無駄が
継承されることは
ありえないからである。
ちょうど
宇宙のダークエネルギーと
ダークマターが
全体の95%であるように、
解明できないから
といって、
何の役割もない
ということではない
のである。
そこで我々は、
ジャンク遺伝子が実は、
人間の精神を司る
精神遺伝子なるものである
と推測している。
さらにその精神は、
荒魂<あらみたま>、
和魂<にぎみたま>、
幸魂<さきみたま>、
奇魂<くしみたま>、
精魂<くわしみたま>の
五魂<ごこん>から
できている
と特定している。
その五魂<ごこん>こそ
神の
分<わ>け御魂<みたま>であり、
我々人間が
神につながる存在であることを
雄弁に語るものである。【大野靖志】
<「遠津御祖神(とおつみおやのかみ)
についての金言集」より抜粋>