幸せになる条件は揃っている。これからは、安心して生きたい。 -3ページ目

内と外のバランス

皆様、あけましておめでとうございます。

いいお正月を過ごされましたか?

私は、先月末、家の前で死にかけていたねずみを助けた

こともあり、ねずみ年の今年はねずみさんの恩返しが期待

できるのではないかと勝手に思っております(笑)。

皆さんにとっても今年がいい年であることを心から願ってお

ります。

さて、今年最初のブログです。

最近、スピリチュアルブームで、自分の内面に目を向ける

方が多くなり、物質面だけではなく、人間性や精神を豊か

に、という傾向が出てきたのはいいことだと思います。

私はレイキヒーリングをやっている以外は、目に見えない

ものに対しては興味本位なだけですが、気になることが1

つだけあります。

何か悪いことがあった時、自分の内側にばかり、又は現

実的でない方向に意識を向けてしまう方が増えたな、と

感じます。

こんなに苦しんでいる自分はおかしいのだ、

悪いのだ、

悪い気をもらっているのだ、

エネルギーの流れが悪いのだ

.などと悩むことです。

例えば、夫が不誠実な行動を繰り返すので、苦しくていつ

も暗い顔をしている。こんなに苦しんでいるのは自分の前

世に問題があるのではないか、又は、暗い気持ちの自分

を変えて明るくなりたいのでヒーリングを受けたい、という

方がいるとします。

これで万一ヒーリングを受けて一時的に明るい気分になっ

たり、前世に問題があるとわかったとしても、夫が不誠実

な行動をしたという事実が変わるのでしょうか?変わらな

いですよね。

苦しいのはいや、他人と争うことなく、早く、楽しく、幸せに

なりたい、という気持ちはわかるのですが、やはり、夫婦関

係を見直したいのであれば、自分の心だけに働きかけるの

でなく、夫に対する直接の働きかけも必要になってきます。

夫が妻の幸せを顧みることなく不誠実になるほどずれてしま

った夫婦間のつながりを修復する、またはもとから希薄であ

ったつながりなら、これから強くしていこうと持続的に働きか

ける決意が必要です。

セラピーは、いやなことがあっても表現できなかったり、感情

を麻痺させてしまう原因となったあなたの傷を癒し、自分は

大切にされ、愛される人間だと心から信じられること、そして、

愛情と尊敬を得るための自然なスキルを身につけていくことを

サポートするものなのです。

そして、あなたや安全と尊厳が脅かされそうな状況になったら、

勇気と柔軟性を持って向き合ったり、信頼できる人に助けを求

められるようになってもらえるのが私の、ゴールです。

あなたの内側を癒し、強くなった自分で外にいい影響を与えら

れるようになること、又は外からあなたにとっていい影響を受け

ることを選択すること、そんな風に内と外のバランスが取れてい

るのが理想的なように思えます。

”あなたは私のすべてを受け入れてくれる”幻想 その2

最近は恋愛至上主義で、「運命の出会い」などを信じたくなる

女性が増えていますが、果たして、それと同じことを信じている

男性が世の中にどれくらいいるでしょうか?

<strong>「僕は今年運命の女性に出会えるのだろうか?気になるから

占い師にみてもらおう!」という男性を容易に想像できますか?</strong>

一生を共にする相手が「運命の人」だとすれば、やはりそういった

概念は存在するのかもしれません(私個人的には、現在の物質

的に豊かで個人の選択が自由になった社会で、この言葉は必要

以上にシリアスなひびきを持っているように感じますが)。

やはり運命の人は、ゆっくりとつきあいを重ねていって、お互いの

価値観などをだんだんと知っていき、幸せな時はそれを分かち合い、

どんな困難があっても支えあいたい、といった信頼感が生まれて

から「この人は運命の人だ」と実感するのではないでしょうか?

「あなたは私の運命の人候補なのよ。」と相手のことをよく知ら

ない段階で決め付けて、それに合わないような態度をされて

いちいち失望するより、「あなたのことをこれから知っていきたいの。」

という態度で男性に接するほうがよっぽど相手にあなたの思い

やりが伝わりませんか? 

そういう態度は、「私はあまりよく知らない人には自分をさらけ

出さないの。私は自分を大切にしているから、少しずつ、信用を

築いていってから私のことを大切にしてくれそうな人だとわかったら

もっと心を開いていくわ。」という自尊心を相手にアピールすること

にもなるので相手にも尊重されるのです。男性に、「じゃあ、これから

彼女の信頼を得られるようがんばろう!」とやる気を起こさせるので、

これからもっとつきあっていきたい、と思うのです。

付き合い始めの女性に男性が優しいのは当たり前です。なので、

その時点で判断を下してしまうのはあんまり賢いとは思えません。

<strong>つきあいの初期段階で、自分を全部さらけ出さないというのは、

決してよそよそしい行為ではなく、自分に対する奥ゆかしさや、

相手の今まで自分と出会っていなかった時の価値観、生活の

ペースに対する思いやりの表れです。</strong>

一瞬で燃え上がり、はかなく消える恋愛もそれはそれで情熱的

で楽しいと思います。ただ、あなたがそれ以上のものを求めている

時期に来ているなら、「ゆっくり、少しずつ」焚き木を足しながら炎を

大きし、その後は炎が消えないよう気をつけるような恋愛もいいの

ではないでしょうか?

”私のすべてを受け入れてくれる人” 幻想 その1

出会いもあるし、結構モテるのでデートのお誘いは
多いけれど、何度かのデートの後、誘われなくなって
しまう女性は意外とたくさんいます。


そういった女性は、“あなたは私のすべてを受け入れ
てくれるわよね?”
という訴えを恋愛の初期段階から
相手に出しすぎる傾向にあります。もちろん口に出して
言うわけではないですけど、態度で相手にばれるのです。


もちろん、お互い心をさらけ出して付き合うのが恋愛の
醍醐味ですが、“あなたは私のすべてを受け止めてくれる
わよね?“という訴えは裏を返すと”あなたに
100%責任があるのよ“
という印象も相手に与えます。


つきあいの深い相手だと受け止められる場合もありますが、
やはり恋愛の初期段階だと相手はこっちのことを良く知らないし、
つきあいの濃さにそぐわない責任を押し付けられて
いるようで「重い」と感じるのです。


男性にしてみれば、「この女性はその重さを引き受けるに
値するかどうか、まだ分からない。でも、もっとつきあって見て、
その重さに値しないと分かったら断るのが面倒だな。じゃあ今の
うちにやめておこう」と考えてしまうのです。


思いやりのない男性だったら、そういった女性の心理を利用して
セックスまで持っていってその後女性を捨てたりしますが、思い
やりがある男性は最初の時点で断っておいた方が女性の傷が
小さいと考えてあえてそうするのです。


そこそこモテたり、仕事や他のことがうまくいっている男性、いわ
ゆるいい男だと余計この選択肢を選びます。そこまで必死に一つ
の関係にしがみついたり、女の数で自分のプライドを保ったりする
必要がないからです。

(長いので次回に続きます)