「ごめんね」に隠れた思いの違い | こころの声を聴くkeicho雑記帖〜嘘つかない、背伸びをしない、英波のつれづれ〜

こころの声を聴くkeicho雑記帖〜嘘つかない、背伸びをしない、英波のつれづれ〜

『こころ探検ナビゲーター』武田英波の日常の出来事、心模様を書き留める雑記帖です。
2014年に急性心筋梗塞、2017年に急性大動脈解離と脊椎梗塞を経験。
その感性と傾聴マインドで受け取ったままを正直に綴ります。
あなたの何かのお役に立ちますように。

こんにちは。

「こころ探検ナビゲーター」英波です。

 

昨日、

「ごめんね」の一言について、

いろいろと感じることがありました。

 

それは、

彼氏さんとお蕎麦を食べて、

ご機嫌でお家に帰った時のこと。

 

ポストに何か届いていたので、

私はポストを開けるため、

立ち止まりました。

 

私が、

 

「な~んだチラシだったよ」

 

と話しかけながら振り返ると、

 

そこに

彼は居ませんでした。

 

彼は、

先に家に入っていたのです。

 

おいっ!

と思ったものの、

 

暑がりだからなぁ~(^^;)

帰り道に暑がっていた様子が

思い出されて、

苦笑がこぼれました。

 

そこまでは、

なんてことはない話だったのです。

 

玄関を開けるまでは。

 

玄関を開けると、

廊下の突き当り、

部屋に通じるドアが

ピッタリと閉じられていました。

 

いつもなら、

私が入りやすいように、

玄関も少し開いているし、

 

部屋に通じるドアは

全開なのに。

 

ばっちり、

ピッタリ、

ドアは閉じていました。

 

私は、

ものすごく悲しくなりました。

 

とっても傷つきました。

 

実はそれは、

彼の行為が傷つけたんじゃなくて、

 

彼の行為が、

昔の傷をえぐってしまって、

それでダメージを受けたんだけど。

 

子供のころ、

振り返ったらお母さんがいなくて、

家の扉が閉まっていた

置いてきぼりにされた衝撃。

締め出された感覚。

 

そのときの辛さは悲しさも、

急によみがえってきて。

 

ただ、ただ、

とても悲しかった。

 

すぐに、

 

そんな他意はなくて、

彼の暑がりがなせる業、

部屋の冷気を漏らしたくない一心

 

と想像はついたけど。

 

暑がりだからと思って、

部屋のクーラーはつけて出かけたのは私だし、

冷気を喜んでもらっていいんだけど…

 

なんだよ、それ(≧◇≦)

って思った。

 

ので、

部屋に入ってすぐ、

 

「ひどいよー(≧◇≦)」

 

と彼に訴えました。

 

どんな気持ちがして、

どう傷ついて、

どんなに悲しい気持がしたか

を伝えました。

 

一言、

彼の「ごめんね」が聞きたかった。

 

聞きたかったのですが…

 

まあ言わない(笑)

 

他意はなかった。

部屋の気温がぬるくなるといけないと思った。

せっかく涼しいんだからもったいない。

 

と、

扉を閉めた理由を語り。

 

自分は悪いことはしていない。

と、

正当性を語る彼。

 

ええ、ええ、

そうでしょうとも。

 

扉を閉めたのは

冷気を逃がさないためで、

それは悪いことじゃない。

僕は悪くない。

 

その理屈は分かる。

 

分かるが…

 

そういうことを言ってるんじゃないんだー

(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 

とジタジタする私に、

 

なにを求められているか

(。´・ω・)?

な彼。

 

なぜ「ごめんね」が言えない?!

 

なぜ謝れない?!

 

あーもー(>_<)

 

と私の心がなった時、

 

あれ?

なんかズレてる?

 

と思いました。

 

私の意味と、

彼の意味が、

なんかズレてる…よね?

 

私は、

彼に「ごめんね」と言ってほしい、

彼に謝ってほしい。

 

それはそう。

 

そうだけど…

そのこころは?

 

彼が悪いことをしたから、

それを認めてほしくて、

私はそう望んでるの?

 

彼にとって、

謝るということは、

自分に非があると認めること

みたいだけど、

 

私は望んでいるのは、

そういうことだっけ?

 

NO!!

 

私は、

私が傷ついたことを

分かってほしいだけ。

 

傷ついた私を

分かって労ってほしいの。

 

傷ついたんだね。

大変だったね。

の意味で、

 

「ごめんね」

と言ってほしいのだ。

 

彼が悪いとか、

間違ってるとかは、

なーんも関係ないのだ。

 

まあ、

副次的なものとして、

 

悪いことしたなぁ

とか、

 

こういうことすると

えらい目に会うなぁ、

気を付けよう

とか、

 

思ってもらってもいいけど。

 

別に、

彼をへこませようとか、

責め立てようという気持ちは、

まったくない!

 

のだけど、

どうも彼の様子を見ていると、

 

検事VS被告

加害者VS被害者

 

みたいになってる気がする…。

 

と思ったので、

 

そのことを彼に説明しました。

 

説明しているうちに、

ちょっと涙腺がフルフルしてきたけど、

泣かないように気をつけました。

 

すると、

彼は、

 

「あー分かった。

分かったから。

ごめんね。

泣かないんだよ」

 

と言ってくれました。

 

なんで分かったのかな?

それはさておき、

 

「ごめんね言ってくれて

ありがとう」

と私もこたえて、

 

この一件は落着しました。

 

彼が「ごめんね」を

かたくなに言わない気持ち、

実は分かります。

 

私もそうだったから。

 

そのときの私は、

「ごめん」の意味が

彼と同じ意味の一つだけだった。

 

でも、

言葉の意味は一つじゃない。

 

言葉に込める意味や気持ちは

人の数だけ、

エピソードの数だけ、

存在します。

 

そういうことが

分かるようになって、

良かった。

 

それを

話せるようになって

良かった。

 

傾聴を学んで、

良かったなぁと思います。

 

EvaPuna

 

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ここまでお読みいただきまして、

ありがとうございます♡

 

続きは、また今度(^^)/

 

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大丈夫、大丈夫。