ほめられたことがない・・・ | 静岡発 磐田浜松 あなたらしさ100%心理カウンセラー|汰緒鞠映(タオマリエ)

静岡発 磐田浜松 あなたらしさ100%心理カウンセラー|汰緒鞠映(タオマリエ)

静岡県磐田市で活動する心理カウンセラーのタオマリエです。自信のなさ、マイナス思考から解放され、あなたらしさが開花できるよう、心理セラピーとココロケアトレーニングでサポート、100%あなたらしく輝ける「しあわせロード」に導きます。

こんにちは、しあわせロード案内人のタオマリエです。

 

 

今日もクライアントさんの

お悩みについて少し

書いてみたいと思います。

 

 

お悩みをうかがっていて

あまりに多い共通点があります。

 

 

それは・・・

 

親からの「ダメだし」です。

 

あるいは、

 

親から「ほめられたことがない」。

 

 

ほぼ9割の方が

「ほめられたことがなかった」と

訴えます。

 

 

私もそういえばと振り返り、

 

子供のころ何かほめられたかな、

と記憶をたどってみたのですが、

 

ほぼ何も思い出せませんでした!

 

何故だろう、そんなはずはない、

と不思議に感じていると、

 

はた、とあることに思い当りました。

 

「メラビアンの法則」です。

 

メラビアンの法則とは

「人のコミュニケーションで、話の内容と、

声の調子や態度に矛盾がある場合、

人はどんな受け止め方をするか?」

ということを研究し、法則化したもの。

 

この法則によると、

 

言語情報(内容)が7%、

聴覚情報(話し方など)が38%、

視覚情報(見た目)が55%の重要度で、

相手はメッセージを読み取る。

 

 

つまり

例え親が子供をほめていても、

 

ほめる言葉に対して、声の調子や、

しぐさや顔の表情などが伴って

いなかったり、うらはらだったりすると、

 

子供は「ほめられている」と

感じない、ということになります。

 

お母さんは怒っている、

私のことが迷惑だからだ・・・・

 

場合によっては、そんな風に感じて

しまうこともあります。

 

 

子供だけでなく、大人でも同じこと。

 

人は、言葉よりも、メッセージを感じ取り、

それを本当だと信じるのです。

 

 

「ほめる」言葉に伴って、本来相手に

伝わるはずのメッセージとは・・・

 

 

「あなたのことが好きだよ」

「あなたのことを嬉しく思っているよ」

というようなもの。

 

 

だから、その気持ちのこもらない

うわべだけの言葉は、子どもには

とうてい理解されません。

 

恐い顔をして

「おりこうだったね」と言われても、

 

ほめられたと思わない・・・

 

 

子供の心の記憶装置には

「怖い顔」の母が刷り込まれるだけ。

 

 

私の母はいつも恐い顔をしていました。

私を見て、嬉しそうに笑ったり

喜んでいた顔は思い出せません。

 

その代り、

 

恐くて母のそばに近寄れない、

その時の不安や孤独感は

はっきりと鮮やかに思い出せるのです。

 

 

というようなわけで、

私が母からほめられた記憶がない

のは何故かという原因に

たどり着きました。

 

・・・・・・

 

 

本当に残念なことですね。

 

母親や父親が子供に愛情を持っていない

わけがないのに・・・

 

子供にその愛情が伝わっていないなんて。

 

でも、残念な現実が多いのです。

 

タオマリエをたずねてくれるクライアントさんも

母親が厳しかったり、ダメだしをしたり、

ほめてくれたことがめったにない、

 

そのような環境で育ったと言われる方が

圧倒的に多いです。

 

これは、日本的教育の典型と言えるでしょう。

 

厳しくしつけて、立派な人間にする。

 

 

母親たちはきっとこういうのでしょう。

 

「甘やかしたらダメな大人になってしまうから

おまえのために厳しくしつける」と。

 

だからダメだしをする。

 

そのダメだしは、おまえが大切だからこそ。

おまえを愛しているからこそだと・・・

 

・・・・・

 

 

でも・・・・

 

ダメだしや「ほめない」しつけは

愛情なのでしょうか?

 

私は心からそうは思えないのです。

 

だからといって厳しい母親が

愛情を持っていない、と決めつけて

いるわけでもありません。

 

 

私が思うに、あの頃の親は、

 

「愛情」を表現する方法を知らなかった。

 

または

 

「愛情」は当然あるのだから

わざわざ表現しなくても伝わるものと

信じ込んでいた。

 

そういうことではなかったのかな・・・

 

私自身の母のことを思いながら、

そんな風に考えていました。

 

 

さて、あなたは今日

あなたの子供や、大切な人たちに

どうやって、自分の愛情を伝えますか?

 

タオマリエは

あなたのしあわせへの道応援します。

 

 

 

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