■無いものを出せと言っても絶対に出てきません
おはようございます。
なぜかここ数日、じんましんに悩まされています…
とくかく痒い。
関係ありませんが、「痒い」という字って、字面からして痒そうですよね…
さて、今日は能力開発の話です。
指示ゼロ経営では自立心の強いスタッフが求められますが、採用の時に、特別な方法でそれを持っているか見極めます。
ここが肝心。
自立心に限った事ではありませんが、最初から持ち合わせていない能力は育ちません。
いや、育つかもしれませんが、ものすごく時間がかかります。
例えば、30歳の人間であれば、30年間かけてつくったものを数年で変えることは困難ですし、そもそも変えるというのが不自然。
教育機関ではないので、そこに時間とコストを費やすわけにはいきませんしね。
持っていないものを出せと言っても絶対に出来てきません。
僕は、何度もこれで痛い失敗をしました。
「入社してから育てればいいや」なんて軽く考えて、それがお互いの不幸を生み出したのです。
だから、採用するポジションに必要な能力要件を明確にし、それを持っている人材を採用するようにしました。
これは採用に限らず、既存のスタッフにも言えることです。
「持っているものを活用して事業と役割をデザインをする」
「持っているものを伸ばす」
これが中小企業の現実的な人材の活かし方だと思います。
無い物ねだりはストレスになりますからね。
持っていないものを出せと言ってないか?
チェックしてみてはいかがですか?
今日も自分の価値を最高に発揮しましょう!