人間の脳は、誰でも自分を守るための物語を創っています。
それは心理的に安定するためや、日々の暮らしの中で課題とに前向きに取り組んだり、
成長のために使うことができるんですね。
ただ、家庭の中で誰かの脳の自己防衛の物語が不調和を生んでいるなら、
積極的に物語の内容を変えていきましょう。
けれども、脳が創る物語の奥にある本音を知ることは、自分一人では困難です。
なぜなら無意識レベルの自己防衛だから。
本当の自分を生きることで、家族関係を『再構築』するスペシャリスト加藤 昇(のり)です。
今回は自己防衛の物語「こだわり」について考えてみましょう。
「ちょっとしたことにこだわる」という否定的な意味から、妥協しないで追及するという肯定的な意味まで、幅広く使われる現代です。
なので「あなたはこだわりが強い人なのね」と言われても、褒め言葉なのか?否定的に使われているのか?は、わかりにくいでしょう。
たとえば、健康のために食にこだわる
心地よく暮らすために、家やインテリアにこだわる
家族のみんなが受け入れているなら肯定的なこだわりですね。
さらに、自分自身がそのこだわりを実行するのであれば家族愛につながりますね。
けれども、その根底に自分自身や周囲の状況を支配したいという欲求が存在するときは?
自分のこだわりにこだわることで、何かを制御し、安全を確保しようとしているのかもしれません。
「子どものためだから」も同じですね。
親として、私たちは子供たちの幸福を最優先に考えます。
これは本能的な欲求の一部であり、子どもを守り、育てることに集中することは素晴らしいことです。
けれども、この欲求の背後にも支配欲求が潜んでいることがあります。
子どもたちを自分の理想に従わせたり、子どもの人生をコントロールしようとすることが起こります。
みなさんのセッションで、解き明かしていくのもここが多いです。
家族の関係性の物語は、どこかで、誰かが物語を変えていくと良いんですけどね。
先延ばしにした最終章の場面は「介護」になるでしょう。
「私はこだわりが強いのよ」(内容は合成しています)
介護が必要になったときに、誰かに言われたそうですが、ご本人は肯定的にとられたようです。
でも、娘さんが介護拒否状態になるくらいなので、人や周囲の状況を支配したいという欲求が強いんでしょうね。
お母さんのことは好きだけど、何をしても当たり前で指示ばっかり。
気力もお金も時間も限界。
施設に必要なものは届けに行くけど面会しないし、来たことも内緒にしてほしい。
母親は指示通りに動かない娘に怒っていたけれど、気持ちが落ち着いてきたとき
「あの子はどうしているのかしら?」
「たった一人の娘だから会いたい。神様に会わせてくれるようにお願いしてる。」
娘さんは「会いたいけれど、まだ会ってはいけない。」
「今、会ったら以前と同じことの繰り返しになるから」
お母さん。
「私はこだわりが強い」って言っている場合じゃないでしょ。
こだわりを捨てて「あなたに会えてうれしい」と伝えることからでしょ。
それがみんなが幸せになる自己防衛の物語の書き換えです。
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