play back! 2023 | ■■ Tao House ■■

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神の使者から『奇跡講座』に出会って、十数年。
日々をACIMに過ごそうと、聖霊と一緒に訓練中です。

恒例play back!です……ってもう3月じゃん!!!!!!

ほんとに今更なんですが、毎年やってるので今年だけ抜けるのもなんだか気持ちが悪いので、ざっくりと昨年を振り返ってみようと思います。

ご用とお急ぎでない方はお立ち寄りくださいまし。

 

で、これも何気に続いている「今年の一字」ですが、忙→潤→結→変→始→留→楽→考ときて、今年はといえば、考2、って感じかな。

状況的には一昨年とあまり変わらず、何かが動き出したわけでもないのです。

やりたいことや考えていることもあまり変わらないし、時間がない時間がないと言っているのも同じだし、まだいろいろなことに答えを出せずに「考え中」なのですが、でも少しだけ輪郭が見えて、中身も少しだけ変化してきたような気もしています。

 

 

一昨年あたりから生活における介護の比重がだいぶ上がってきて、介護が生活の中心にある感じになってきました。ありがたいことに今年92歳になった母は、今でも自分で歩けますし、健啖でなんでもよく食べるし、元気でいてくれているのですが、短期記憶がだいぶ曖昧になっていて、一人にしておくととても不安になるようなので、そうですねえ、幼稚園の年長さんと同じくらいの手助けが必要な感じです。

で、一昨年は、

「母を不安にさせるくらいなら、私が家にいるわよ」

くらいの気持ちでいたのですが(迷い猫のくぅちゃんもいたしね)、一月に一泊入院で大腸ポリープを内視鏡で切除することになって、やむをえずショートステイにいってもらったら、母が軽くパニックになってしまって、手術直前に、

「ここどこ?私はいつ帰るの?どうやって帰るの?」

と不安そうな電話がかかってきたりしちゃったので、こりゃいかんと思って、私のリフレッシュも兼ねて、月一でショートステイに行ってもらい、お泊まりに慣れてもらうことにしました。

年明け早々に、くぅちゃんがお空に帰ったこともあり、ショートステイの日は家を空けられるので、昨年は結構いろんなところにミニ旅行してきました。薄々気づいてはいましたが、私はどうやら『乗り鉄』らしく、ほんとに電車に乗るのが好きなんですよ。

京都に行ったり、日光に行ったり、青梅に行ったり、近場のアウトレットに行ったり、毎月一度のお楽しみを堪能しました。特に秋に行った諏訪湖は、

「あー、ここ、神様が違うよねえ」

と、文化圏の違いを感じたり、江戸時代の街道や宿場の雰囲気を堪能してタイムスリップしたり、不思議な感覚を味わってきました。

 

ぽんぽんの家にも何度か泊まりに行くことができました。

一昨年は一度も行けなかったんですよね。なのでぽんぽんは新居をほとんど一人で整えて、大変だったと思います。私自身は一人暮らしの経験がないので、ワンルームの部屋とかコンパクトな台所とか、大学まで歩いて通えるとか(大学が身近に感じる)、いろんなことがとても新鮮でした。ダイニングテーブルがないので、キャンピングテーブルを出してごはんを食べて、寝袋で寝て、室内キャンプ状態ですねw

 

そして昨年は、介護仲間が相次いで卒業していきました。

亡くなった方もいれば、高齢者住宅に移られた方もいました。

みなさんのいろいろな思いを感じながら、人間って奥深いなと思いました。

母に束縛される毎日が面倒じゃないといえば真っ赤な嘘になるのですが、それでもやはり、一緒に過ごせることはありがたいことなのだという思いは、これはこれで嘘ではないのです。

今年はこれを肝に銘じて毎日を過ごそう、と思う側からつい、年老いた母に対して尊大な態度をとる自分を咎めずにいようと思います。

 

9月からは、前々からずっと気になりながら二の足を踏んでいたお茶を始めました。

ネットで、近場の先生を探し、その中で一番優しそうな、カジュアルな先生を選んだつもりが、大変本格的な活動をしていらっしゃる先生で、ほんとに私って先生運が強いなと、嬉しいやらびびるやらで、もう半年通っていますが、いまだに茶室の雰囲気に丸呑みにされ、脂汗を流しながら、先生のおっしゃるままに手足を動かしています。先生が我慢してくださる間は通わせて頂こうかと思います……。

 

本も相変わらずの遅読ながらそれなりに読みました。

特に印象に残ったのは、村上春樹の『海辺のカフカ』です。

ずっと苦手だった村上春樹ですが、この本でようやく「読み方」というか味わい方がわかった気がしました。なんていうの、やっと自転車に乗れるようになったらサイクリングが楽しくなった、みたいなことです。『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』は、深いレベルでものを考えるということはこういうことなのかと、大変興味深く読みました。

なぜかシェークスピアに手を出してみたりもしました。高校時代に英語劇をやっていたこともあって、学生がやるシェークスピアの舞台は時々見てきたのですが、あんまりピンとこなくて。でも改めて『夏の夜の夢』とか『マクベス』なんか読んでみると、なんか活字の方が自由にイメージが湧いてくる気がしました。改めてまた舞台を見る機会があるといいな。

マンガでは、『東の国の魔女の庭』『天狗の台所』が面白かったです。おすすめですw

 

そして年末あたりに、ぽんぽんが、

「おばあちゃんと二人だといろいろキツそうだから、三年になったらこっちに帰ってこようか」

と言ってくれまして、検討の結果、実家と一人暮らしを半々にすることになったのですが、それに伴って大掃除が始まりまして、暮らしと気持ちの棚卸が始まり、今に至ります。

前回の日記にも書いたように、実はそんなに捨てるものも変えるものもなく、やることといえばこれまでの暮らしを整えて感謝し、受け取る、ということだったように思います。

 

と、ざっと昨年はこんな感じだったかな。

今年ももう二カ月過ぎてしまいましたが、焦らず、できることを丁寧に、味わいながら過ごしていくことが最善手なのであろうと思います。

実は昨年中に一番考えたのが、「引き寄せの法則」についてでした。

そもそも「引き寄せの法則」というのは本当にあるのか、うまくいく人といかない人がいるのはなぜなのか、自由意志問題やパラレルワールド理論とはどう折り合いをつけるのか、などですが、結局、引き寄せの成功の鍵は「赦すこと」なんだなと落ち着きました。

これはまた、後日、書いてみたいと思っています。

 

というわけで、本年もどうぞよろしくお願いいたします(遅!!!!!)。

 

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