ぽんぽん、悩む。 | Tao House

Tao House

神の使者から『奇跡講座』に出会って、十数年。
日々をACIMに過ごそうと、聖霊と一緒に訓練中です。

★勉強会・お話会のお知らせ

2/5(火)、10:30〜12:00に、町田駅(JR、小田急)近辺で、お話会をやらせていただくことになりました。

お話会は、ACIMってなんだろ?という方、あるいはACIMのここがわからないっ!という方を対象に、ACIMに親しみ、日々の生活に取り入れるきっかけになるといいな、という趣旨でお話しする会です。

あと2名さま、募集中!

どうぞお気軽にご参加ください。

会場は個人宅ですので、お申し込み後にお知らせします。

 

Tao Houseでの勉強会は、16(水)はおかげさまで満席となりました。

20(日)の勉強会、26(日)のお話会引き続き募集中です!

こちらもぜひご検討ください。

詳しくはこちら!

https://ameblo.jp/taohouse/entry-12431259856.html

 

 

 

年末に、ぽんぽんが小学校の時からお世話になった造形教室のヒグマ先生(ヒグマみたいだから)に、りんごとみかんを持って(いや別に、熊の好物だからというわけではなく、おすそ分けで)ご挨拶に行きました。

「おう、こんちはー。ぽんぽん、進路決めた?」

「お久しぶりですー。うん、なんか芸術学科行くってよ」

「ふーん」

それから少しおしゃべりしたのですが、ヒグマ先生、太い首をひねって、

「芸術学科って研究職だからね。あいつわかってんのかな。一度来させなよ」

 

で、家に帰って、ぽんぽんに、

「って、ヒグマ先生が言ってたよ」

と言っておいたので、マルタ留学から帰ってきたぽんぽんは、お土産を持って先生のところへ。

 

「先生、なんだって?」

「『お前、何やりたいのか、ちゃんと考えてねーだろ!もういっぺん考えてこい!』って怒られたー(嬉しそう)」

ぽんぽんは芸術学科に行けば、絵と勉強と両方できると思っていたようですが(2次試験が石膏デッサンだしね)、どうも芸術学科というのは、ぽんぽんが思っている以上に、勉強の方にウェイトが置かれているようで。

「うーん、どうしようかな」

 

と、迷っているところに、ちょうど某美術予備校の体験会があり、参加することに。

体験会は親子で何度か行ってますが、生徒の方は、朝から夕方までみっちり木炭とか鉛筆とかでデッサンをし、終わったら講評をもらい、親は、午後から行って受験とか授業とかいろいろと説明を受け、帰りは一緒に帰ってくる、という感じです。

 

で、今回行ってみて、帰る頃にはぽんぽんは、

「やっぱ、油画に行こうかな」

「あらま」

芸術学科の先生のお話も聞いて、自分の絵の講評も聞いて、やっぱり描く方に行きたくなったらしいです。

芸術学科にちょっと憧れてた母は、少々がっかり。

まあ、自分が行くわけじゃないからいいけどね。

 

私が芸術学科推しだったのは、肯定的な面では、ぽんぽんが勉強の面白さがわかってきたなと感じたからで、今、勉強しておいて、絵は一生かけて研鑽して行けばいいんじゃないのかなと思っていたからでした。消極的な面では、入試を考えたときにアートよりも勉強の方が、評価がはっきりしてて楽だろうと思ったのと、ぽんぽんはにはずば抜けた、天才的な芸術の才能はないよなと思っていたので、人生の主軸が完全に絵だけになってしまうのはきついんじゃないかなと思ったからです。

でもぽんぽんと一緒に予備校に通ってみて考え直したことは、どの先生も、

「絵の才能っていうのは、確かな基礎力と、その上に積み重ねた努力の上に、だんだんと育って行くものです」

とおっしゃることでした。そりゃ予備校ですから生徒に来てもらわないといけないし、

「今、きらめく才能がないと無理です」

とは言わないのは百も承知ですが、どうもどの先生も本気でそう思ってるみたいで、大事なのは、

「描く気があるかどうか」

ということのようです。そしてもうひとつ面白いなと思ったのは、どの先生からも、

「まあ、数描いてりゃなんとかなるんじゃない?」

というゆるい感じが感じられて、そりゃまあ予備校の先生たちですから、なんとかなった人たちな訳ですが、なんか、

「まあ、なんとかなるのかな」

と、こっちも思ってしまうというか……。

 

そもそもぽんぽんが、

「進路、考え直そうかな」

と思ったのは、ヒグマ先生のクマの一声がきっかけだったわけですが、小さい頃からぽんぽんが絵を描く姿をずっとみて来てくれた先生の言葉の端々には、どうも、

「お前、描かないのかよ!」

という、絵を描く人としての、同類に対する不満、みたいなものを、ちょっと感じた気がしています(笑)。

「ぽんぽんの描き方、ちょっと俺と似てて、客観的になりすぎるとこがあるのよ。だから、がんっ!とは行けないんだけどね」

って言ってくれる先生は、私なんかよりずっと、ぽんぽんの絵の可能性を信じてくれてるんだなと、すごくありがたいと思いました。

今回美術予備校に行ってみても、先生たちが生徒全員に対して、

「みんな、描く子よね?」

というような仲間意識があるような気がして、なんかおもしろいかったな。

 

今回の予備校では保護者も絵の講評を一緒に聞けたので、説明会が終わってから実習室に行ったのですが、立ち並ぶキャンパスの前でサクサクと後片付けをしているぽんぽんが、妙にその光景に馴染んでいて、

「ああこの子は、こういう子なんだな」

と、ぽんぽんにとって、絵を描くことや絵を描く場というものがとても自然である様子を実際に見て、何気に感動しました。ぽんぽんは今日は石膏の鉛筆デッサンで参加していました。モデルの石膏さんは、これまでも何度か描いてきた、割とシンプルなお顔立ちの、ブルータス@「お前もか!」さん。講評の中で一番印象深かったのは、

「全体が見えてて、手がよく動いてますね」

でした(入塾前の講評ですから褒めますw)。そういえばヒグマ先生には、いつも、

「ぽんぽん、おめぇ、細かいとこばっかり描きこむなよ、全体を見ろ、全体を!」

ってどやされてたよな。

 

今回私が学んだことは、私が、人生をかけて絵を描くことを、自分が知らない世界だというだけの理由で、なんか特殊なことだと思ってたんだなーということ、そしてぽんぽんが自分が全く知らない特殊な世界に行ってしまうのが、やっぱりちょっとさみしかったんだなあということでした。そもそもコースをやっていれば、

「自分の内面が自分の生きる世界を作る」

ということを叩き込まれるわけですが、それを信じていなかったら、

「将来が不安だからもっと手堅い職につきなさいよ、絵なんて趣味でいいじゃない」

って、まちがいなく言ってました(断言できるw)。芸術学科については、自分の趣味にぽんぽんを引っ張らないようにずいぶん気をつけていたつもりですが、やっぱりどこかで、

「それなりに潰しがきくかも」

と、ホッとしてた部分はありました。

ぽんぽんが絵を描いている時が幸せなら、そういう時間が幸せな人生を作るということはちゃんと信じていたはずなのですが、まあ、絵の世界は厳しそうで心配だから、もう少し私にわかりやすい世界にいなさいよ、とちょっと思ってたみたい。

でもそんな中途半端な保険をかけてもなんの意味もないし、ぽんぽんにはぽんぽんの内面が一番喜びに満たされるような世界を選んで欲しいと、改めて思います。

「わからないものは怖い」

というのは、

「わかればコントロールできる」

ということの裏返しで、聖霊よりも自分の、この世界に対する理解を信頼しているということ。これやると人生痛い目にあうんだよな(経験者語る)。

 

「うーん、でもね、やっぱりちょっと芸術学も捨てがたい……」

と、まだ悩み中のぽんぽんですが、一通り一緒に考え尽くしたし、あとはもう「好きにして」と、本気で思ってます。

微妙な心配を手放せてよかった。

ヒグマ先生、そして聖霊、ありがとうです。

 

そんなぽんぽんが秋に展覧会に出品した絵は、やっぱり賞を逃しました。今回の絵はなんとオーロラです。タイトルは「極光」。めっちゃ頑張りました。彼女の制服はもう絵の具だらけで、えらいことになってます(スモック着てるのに、なんでああなるのかわからない)。

「受賞はしなかったけど、それなりに票が入ってましたよって(美術部顧問の)先生が教えてくれた」と、ぽんぽんは嬉しそうでした。「迫力があるって言ってくれた先生がいたんだって。それだけでいいや」

よかったね、ぽんぽん。

 

紙本『ACIMで行こう!2』できました!

https://ameblo.jp/taohouse/entry-12430861650.html

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