関税・消費税について | 中国輸入代行C'na(シーナ)

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こんにちは。

中国輸入代行C'na(シーナ)です。

本日は、関税・消費税についてお話したいと思います。


皆さん輸入をするときに、必ず発生するのが関税・消費税になります。
これを支払わない場合は、脱税になってしまうので、必ず支払う必要があります。

では、いつ、どこで、誰が、どのようにして支払うのでしょうか。

ここが分かっていない方が多いように感じます。

また、どのように関税率が決まるのかもわかっていない方がいます。

今回は多くの方があまりわかっていない、関税消費税について、疑問点を解消していきたいと思います。


①個人輸入・商用輸入によって関税率が異なる
個人と、商用によって関税率が異なります。
下記を参照にして輸入をする際は参考にしてください。

■個人輸入、商用輸入の違い
個人輸入・・・自分のために購入する場合

商用輸入・・・輸入した物を販売する場合


■個人輸入、商用輸入の関税・消費税の条件
個人輸入・・・1万円以下であれば関税・消費税は免除
         1万円を超えた場合は、課税対象額(商品代金×60%) × 関税率 = 関税額
         さらに通関したということで関税手数料(200円)が必要になります。

商用輸入・・・特に申告や申請などはありません。
        商品によって関税率は異なります。
        http://www.customs.go.jp/tariff/


このあたりは、どっちがどっちというような、明確な決まりや申告などはありません。

どこからが個人で、どこからが商用という決まりもありませんので、物量が多くなれば、通関時に検査される確率は高くなるということくらいです。



②いつ、どこで、誰が、どのように支払われていくのか
■いつ
商品を中国から購入して、
その商品を日本へ発送して、
日本の税関を通過するタイミングで関税・消費税が発生します。

何の商品を何個仕入れたか、というのは代行業者が把握しているので、基本的に代行業者や物流会社がインボイスというものを書きます。

それを元に、通関会社が商品内容を判断し、関税率を決めていきます。

インボイス=商品の明細

ただ、EMSなどは個人向けのサービスになりますので、基本的にはインボイスを書かずに発送します。


■どこで
これは、航空便で中国から発送した場合は、日本の空港で通関します。
船便の場合は、各港で通関します。



■だれが通関するのか、誰が関税・消費税を支払うのか
・誰が通関するのか
通関会社の通関士によって関税・消費税率というのは確定されます。
物流会社によって通関会社が異なります。
例えばDHL、FEDEXの場合だと一括して通関会社もありますが、
日本専腺(佐川)ですと、物流と通関会社が分かれているため、毎回通関会社が変わることがあります。

そして各通関会社(物流会社)が商品発送前に輸入者へ連絡をして支払うように請求をだします。場合によっては、輸入者から連絡をしないと発送をしてくれない通関会社もございます。

輸入者への連絡は、FAX、電話、メールなど各通関会社によってさまざまです。
また、DHL、FEDEXなどは、商品到着時に「代引き」として支払います。

よくお客様から商品到着時に代引きで請求されたのですが、何ですか?という質問をいただきますが、これは関税・消費税になります。

・誰が関税・消費税を支払うのか
輸入者になります。
輸入者=商品に対して全責任を負うもの
になりますので、偽物や偽造品などを仕入れた際や、税関から連絡があった場合の対応は、全て輸入者の責任となります。



■どのように支払うか
支払い方法は、3種類あります。

①商品到着時に代引きで支払う
②商品到着前に、銀行振り込みで支払う
③中国からの商品発送時に、中国側で支払う

いずれかになります。

③については、代行業者が立替を行う場合や、
パートナーがいる場合は中国側で発送前に支払うことができます。



いかがでしたでしょうか。

全体の物流の流れがわかると、中国輸入も全体が見えてきて、よりやりやすくなるのではないでしょうか。

中国輸入代行C'na(シーナ)では、
このように関税・消費税について、わからないことがあった場合も全て回答しておりますので、是非取引の際で質問や疑問がありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

よろしくお願い致します。



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