その1.このブログを書いた理由
私がこのブログを書いた理由は、皆さんもそうだと思いますが、どんな親も子供の幸せを願っています。こどもが幸せだと自分のことのように嬉しいし、子供が苦しんでいると、自分が代わってやりたいほど辛いです。
でも、どう関われば、本当は我が子が幸せになれるのかわからず、手探りで子供を育てているのが現状です。
相談に来られた多くの方々から、親が良かれと思って接してくれた言動や態度に苦しみ、その後の人生に大きな打撃を受けていることを語ります。
しかし、その現実は親に理解しされておらず、子供が泣き寝入りをしていることが多く、もって行き場のない苦しみを抱えて生きています。
お子さんを育てている、親世代が子供にとって必要な関わり方を理解し接することで、このような悲劇は避けられるかもしれないと思うようになりました。
このブログを読んでくださった皆さんに、伝わって実践していただくことで、一人でも多くの子供たちが幸せな人生を歩いていくことを願っています。
皆さんもよく知っているアメリカの有名なハーバード大学で行われた「幸せとは何か」という75年間の研究結果は、幼年期に母親と温かな関係が築けていた男性は、そうでない男性よりも8万7000ドル(約890万円)も年収が高いということです。
幼年期に母親との関係が乏しかった男性は、老年において痴呆を発症する可能性が高いのだそうです。そして、人生の後期において、少年期における母親との関係は仕事の効率性に関係するということです。
また「人間の幸福」という観点で見た時に導き出せるのは、非常にシンプルな「幸福とは愛であり、それ以上の何物でもない」という結論です。
このブログでは
① 子育てをするうえで子供のどの年代にも必要な前提となる親の在り方とはなにか
② 何を目指して子育てをするのか
③ 各年代に応じた子供の成長と、親の関わり方
についてお伝えしていきます。
このブログを通して親として何を大切にし、どのように関わることが必要であるかを理解していただくことで、幼年期や少年期における温かい母親の関わりが実現でき、皆さんのお子さんが幸せな人生を歩めることを願っています。
