湯福神社には、湯立ての行事という特殊神事があり毎年10月10日に行われているそうです。

 

具体的には、境内で大釜に湯を煮立たせ、その露を参列者に教布して修祓をするというものになります。

 

 

この神社は風との関わりとともに、水(湯)との関わりもみてとれます。

 

また湯福神社は善光寺の三鎮守の1つであるとともに、戸隠神社の守り神である戸隠三所権現の1社とも称されます。

 

戸隠神社の九頭龍社は水、雨をつかさどる神とされています。

 

 

 

あるときなんとなく、風間神社と戸隠九頭龍社を一本のラインで結んでみました。

 

 

 

するとこのライン途中には湯福神社がありました。

 

そして最近、九頭龍社の御本尊が善光寺そばの蓮華院にあることを、yukasuke様の動画を見て知りました。

 

その場所を地図で見たところ、さきのライン近くにあることがわかりました。

 

全体俯瞰図。

 

風をつかさどる風間神社と水をつかさどる九頭龍社、そして風と水をつかさどる湯福神社、善光寺の九頭龍御本尊、それらが一直線上にあるのも何か意味がありそうな気がします。

 

 

以前、上田市にある生島足島神社では諏訪、タケミナカタの影響が濃いことを書かせていただきました。

 

 

この神社の本殿の向きは東西南北から若干傾いており、その傾きの延長線上(諏訪社の後側)には、戸隠神社の九頭龍社があり、ここでもタケミナカタと九頭龍が繋がっておりました。

 

 

今年は諏訪大社の龍神大太鼓が戸隠へ移ることにもなり、諏訪と戸隠の繋がりをより強く感じます。