色からイメージを感じとり、言葉や人物や季節に置き換えたり、反対に言葉から色を感じとり、配色をしたり…。
ファッションカラーを教える場合はファッションテイストやファッションスタイルに合わせて、色や配色を考えて行きます。
例えばカジュアルテイスト(スタイル)ならビビッドなオレンジやイエロー
ロマンティックテイストなら、パステルピンクや水色等々
この配色演習で、いつも学生達が首を傾げて戸惑うのがエレガントテイストです。優雅で気品があり女性らしく、派手でなく華やかな美しさ

と、説明しても平成生まれの学生にはなかなか伝わりません。
ここ数年ファッションが全体的にカジュアル化し、通勤途中のOLさんもニュースキャスターの女性もジャケットやスーツを着ている姿は随分見かけなくなりました。
そんな中、学生達にエレガントととは?と投げ掛けても?????ばかり。
エレガントな女性は?と聞かれ、吉永小百合と答え、平成生まれにキョトンとされたら、黒木瞳と言い直しています

昭和にはエレガントな女性が日本にはたくさんいた気がします。
最近セレブっぽくてゴージャスな女性はよく見かけますが、エレガントな女性は今はどこに?
これも時代の流れですね。