色の嗜好は様々、洋服、財布、靴、鞄、傘、眼鏡、
ソファ、カーテン、車、携帯・・・・。
意外に一人の人の身の回り品で、色が色々だったりします。
洋服は黒が多いけど、財布はピンク、
室内のインテリアはシックな色合いだけど、車は赤、
派手な色の服は着ないけど、携帯電話は黄色、
こういった現象は、それぞれのアイテム対する考え方、
各アイテムの機能性や存在価値にも寄与します。
九州造形短期大学の学生で構成する
福岡カラーマーケティング研究会で福岡市の
20代~40代の女性のファッションカラーマーケティング
リサーチを実施しましたが、その結果で福岡の女性の
色の嗜好がわかるわけではありません。
車、携帯、バッグ、財布、キッチン用品などなど
アイテムごとに調査し、対象となるモノに対して、
どのようなことを期待しているか、求めているかを
結果を基に充分に見極めなければいけません。
商品開発の際、モニターリサーチを行うことが
最近は多くなりましたが、消費者の意見を取り入れるばかりでなく、
開発者側が提案、発信していくことで、商品のヒットに結びつく、
そういう例も多々有ります。
福岡カラーマーケティング研究会も、ただただ調査し、
結果を求めるだけに留まらず、この結果から何を
生み出していくのか、
学生達とタッグを組んで、秋には発表する予定です。