色のイメージに個人的体験はそれぞれ有るものの、
国民性、地域性、性別、職業、年齢など、ある程度の条件が
揃えば共通性、統一性が出てくるものです。
赤は見ると、信号、消防車、ポストを連想したり、
(注*ポストは国によって色が異なるので、赤=ポストとなるのは
世界の共通イメージではありません)
青を見ると、空、水、ワールドカップ等々・・・
人間の視覚はまず、色を認識し、形(デザイン、文字)、素材へと
移って行きますから、訴えたいことまずは色で表現するということが
大切になって来ます。
例えば、ロードサイドの看板、少し距離を持ってみるものこそ、
色の印象がポイントになります。
以下の写真の看板、文字が読めない距離でも
黄色×赤、白×赤、の配色は無意識に「食」を連想させます。
赤には「満足、充実」と言ったような意味がありますから、
そこへ行けば満腹になれる?と印象付けます。
マクドナルド、ケンタッキー、等々同じ配色ですよね。
もう1枚は不動産関連の会社の看板です。
青×白は誠実さ、清潔感、信頼を意味します。
有名企業のコーポレートカラーにこの配色は
多いです。
特に日本人は「青」に対するイメージが良く、
どの世代でも好きな色ベスト3に入ります。
参考になれば・・・嬉しいです。