どうしても仕事の調整がつかず、同業者に仕事を代わってもらう為に、
カフェで打合せをした。
彼女は「仕事が無い、カラーの世界は難しい・・転職しようかな」と
ため息ばかりついていた。
真面目で一本気、とても良い人なのに、なかなかビジネスチャンスに恵まれないらしい。
ふと、見て思った。
彼女はいつも「黒」を着ている。
カラーの仕事をしているかって、「黒」を着てはいけないわけでないけれど、
彼女の「黒」はかなり面積比としても大きい。
イメージカラーは「黒」と言う感じ。
シャープな顔立ちに「黒」はカッコよくスタイリッシュだけど、
やはり、「黒」が表に立ってはどうかと思う。
カラフルにしすぎて、スタイリッシュとはほど遠いカラーコンサルタントも
いるが、「黒」の使い方がプロになせる業では?
「黒」は拒絶や否定、孤立という意味合いも含み、
カッコいい色だけど、コミュニケーションは取りづらい印象に。
彼女が「黒」という色から少し距離を置けたら、
周囲の人との距離が縮まるかも?と思った。