色の勉強をしていらっしゃる方や色の仕事をしていらっしゃる方なら
ご存知のことなんですが、
色は基本的に3原色と白、黒で全ての色が作れる。(蛍光色、金、銀は別)
例えば、小学生が使う24色の水彩絵の具も
ブルー、マゼンタ(ピンク系の赤)、イエロー、白、黒で
全ての色が作れるので、本当は5色で良いはず。
7,8年前ある地方自治体の要請で小学校に色の先生として、
お邪魔した。
その時に上記のような5色で色が作れるよ~やってみよう!
みたいな授業をした。
もちろん、小学生は大喜び!自分で色が作れることが
面白くて仕方ないといった様子。
しかし・・・・小学校の先生の反応は逆だった。
面倒臭いことしてくれたなぁ~、次から毎回
これで何色が出来る?と聞かれるじゃないか・・・
既製の絵の具で良いんだから、余計なこと教えてくれるな、
と。悲しいけど、これが教育現場の現実
先生だけの問題ではなく、教材業者も24色が5色になれば
価格を下げなければならなくなり、利益率が下がる。
など、諸々・・・・・。
PCは上手く使えても創造性の乏しい人間になっていくのは
容易く想像できる・・・あぁぁ~なんとかしたい!!!!