こんばんは(^^)
夏の夜、７月最後の夜を、
どんなふうにお過ごしですか？
毎日必ず熱中症の予防が
呼びかけられてますけど、
水分だけじゃなくて
塩分とか糖分とか、
ビタミンとかミネラルとか、
バランスが大事みたいなので
気をつけてくださいね。
バランス…といえば、
撮影の現場も、
まさに、バランスの世界です。
私と希さんの
心の支えになって下さった人は
現場のバランスの
支えにもなってきた人で…
でも、その人たちが、
パズルのピースが離れてくように
離れていってしまう。
とてもとてもとても寂しいです。
そんなことは、撮影が始まる時から
わかってることだし、
どの作品でも必ず来る時期だから
当たり前のことなのに、
どうしたらいいんだろうって
思ってしまう…
でもそれは、
いろんなものにぶつかりながら
迷いながら演じてきた
「まれ」という作品が、
受けとめて下さってる方々の心に
バトンタッチできるという、
駅伝とかでいうと、
次の走者が手を振ってるのが見えて、
そこに走っていく気分でもあります。
手を振ってるのは、もちろん、
観て下さってる方々です。
心や魂をこめても、
礼儀とか、熱意とか、
一子風に言うと仁義を通したつもりでも、
届けきることが出来ないことも
たくさんあったと思うし、
これからもあるかもと思う…
だけど私は「まれ」に出会えて、
そして
「まれ」で出会えた人たちに出会えて、
本当に本当に本当にしあわせです。
今週はおわかれが多かったので
寂しさばかりを書いてしまったら
なんかもう終わるみたいな
文章になっちゃった…。
でも私の撮影はまだまだ、
まだまだまだ、続きます。
物語も、ここからいろいろな展開が
はじまります。
私は今週の「まれ」で描かれた
輪島の職人の人達の生き様に、
とても惹かれます。
大悟シェフに共通する何かも
あるような気がするし、
役者という仕事に共通する何かも
あるような気がします。
職人の世界は、
映像では決して描ききれないほど
厳しくて深い世界だと思うし、
伝統ある名前を襲名する難しさは
日本舞踊などを通して
少しだけ拝見したことがあって、
一言で「○代目を継ぐ」と言っても、
そこには見えない大切なものが
たくさん含まれてると思います。
家族同志が師弟になる難しさも
きっとあると思う。
そういったことを全部乗り越えて、
現代に「輪島塗」という美しい伝統を
継ぎつづけて下さった全ての人に
心からの感謝を伝えたいです。
本当にありがとうございました…！
写真は、紺谷部長が課長の時の
希ちゃんの姿。
とてもお世話になった
輪島市役所での写真です。
この時は、津村 希でした。
実はとても貴重な、
希ちゃんのスーツ姿(^^)
なんと、私のカメラでも
この一枚しかありません！
この頃から、希ちゃんは
紺谷部長を尊敬してました。
その尊敬の気持ちが、
どうなるのか…
明日の物語を
ぜひ見守ってくださいm(_ _)m
明日は8月！
そして8月最初の週末です！
暑さに気をつけながら
よい時間を過ごしてください(^^)
ごきげんよう(*^-^*)
＊… tao …＊