「るろうに剣心」質問への回答再開① | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは!たおです(^-^)

寒い日曜日でしたが、

今日気がついたのが、

ちょっと昼が長くなった気がするんですよ。

冬の「え、もう暗くなっちゃう?」じゃなくて

あれ、まだ明るい?っていう感じ(^-^)

少しだけ春を感じました。

皆さんは、風邪は大丈夫ですか?

姉は少しずつ、就職の準備が始まってて、

社会人になるんだなぁ…という

雰囲気がしてきました。

春に向けて、いろいろな準備を

する人も多いと思います。

体には気をつけて下さいm(_ _)m


そして今日から、

映画「るろうに剣心」に関して

いただいていた質問への回答を

再開します!

少し迷ってるのが、

毎日どれだけ載せるか?ということです。

長すぎても読みにくいだろうし…

とりあえず今日は、

5つの質問を載せるんですけど、

この長さから感想をいただいて、

1回のブログで載せる量を

考えようと思います。


そして今日は、お知らせもあります!!!

2月3日の、20歳の誕生日に、

1stフォトブック「DOCUMENT」が

発売されることになりました…!


実は去年の今頃、

いろいろ考えるところがあって、

自分で企画書を書いて、

気持ちが伝わることを願いながら

事務所の方々に渡したのが、

フォトブックへの第一歩でした。

でも現実は厳しくて、

もう実現できないかもしれない、と

思ったこともあったけど・・・

いろいろな出会いがあって、

気持ちをやり取りさせていただいて、

2月3日という大切なときに

間に合いました。


お誕生日というと、

御祝いの気持ちををいただく日、という

イメージがありますけど、

私は20歳の誕生日は、

感謝を届ける日にしたいと思ってきて、

その気持ちから企画書を書いたり、

打ち合わせに参加したりして

形に出来たフォトブックなので、

もしかしたらイメージと違うと感じるかたも

いらっしゃるかもしれないですけど、

是非見ていただけたら

本当に嬉しいです。


作ることになるまでに、どうたどりついたか、

どうして「DOCUMENT」としたのかなど

お伝えしたいこともあるから、

またあらためて書こうと思います!

たぶん「DOCUMENT」にした理由は、

皆さんの想像とかなり違うと思います…笑


ここから先は、映画「るろうに剣心」に関する

質問への回答です!

まだ観ていなかったりネタバレが困るかたは、

*印から*印まで飛ばして読んでくださいね。

途中で番号が抜けているのは、

質問を選んだり書き忘れたのではなくて、

別のコメントを書いてくださってた場合なので、

質問は全てあると思います。

遅くなりましたが、読んで頂けたら嬉しいです(^-^)




********




85■スピリットさん

質問1.「怒りの怪鳥蹴り」を演じるにあたって心がけたところは?


動き自体が難しいので、

まずどう動くかを考えたし練習したんですけど、

その動きに、操ちゃんの過去とか

身体能力の種類とか感情とかを

出来るだけこめることを心がけました。

それは、大友監督や谷垣さんから

「ただ体を動かして欲しいわけじゃない。

なぜ太鳳ちゃんを選んだかというと、

操の動きに操の心を込めて欲しいからだよ。と

練習の初日からアドバイスを頂いて、

それはすごく難しいことなので

プレッシャーではあったんですけど、

同時に、たったひとつの

心の拠り所でもあったので、

その言葉だけを信じて動きました。


質問2.原作を読んでの感想と一番印象に残ってるシーンはどこ?


原作を読み終わった瞬間でた言葉は、

「深い…!」でした。

感動するとか、泣けるといった

一言で表せる物語ではなくて、

人の生き様とか、歴史の悲しさとか、

フィクションたけど

真実が詰まってると感じました。

印象に残る場面は

ありすぎて・・・選べませんでした。

でも最初に読んだ時、

緋村が奥義を習得する場面で、

どうやって習得したかとか

どんな技かも魅力的だけど、

「一子相伝」に衝撃を受けました。

奥義を伝える人の責任も

受け取る人の責任も

命と同じ重さってことなのかなと感じて、

衝撃的だったけど、すごく納得もしました。


質問3.演技をするとき、監督に「ここはこうした方がいい!」とかいうプランは出したりするの?


監督や作品によって

撮影方法や雰囲気が違うから、

必ずこうするというのはないですけど、

でも台詞が言いにくい時や

台本を読んでいたら

こんな気持ちが湧いてきました、

ということはお話したりします。

でも「こうした方がいい」ということはしないです。

監督やスタッフさんは、

私より人生も作品づくりも経験豊富だから

まず監督の世界を

全力で理解したいと思ってます。


質問4.今後、大河やアクション映画でもっと激しい演技にも挑戦したい?


はい!したいです(^-^)


質問5.この作品を通して学んだことは?


ものすごくたくさんあります。

撮影期間が長かったし、

現場にいる人数も多かったので、

周りに先輩がたくさんいたから、

アクションとか演技に対する

考え方とか取り組み方、

応援してくださってる人達や

ロケやイベントで出会う人達を大切にすること、

健康管理のしかた、

チームワークの作り方、

撮影が大変な時の乗り越え方…

本当にたくさんのことを教わりました。

そして撮影とは別に、

「伝説の最期編」を観終わった時、

心から、命を大切にしようと思いました。

これまで私は、よく

「命をかけて演じる」という言葉を使ってたけど、

これからは命をかけるんじゃなくて、

生きるために演じようと思いました。


86■kazu-teaさん

蒼紫さまとの闘いのシーンのときに撮影合間にたけるくんと扇子で遊んでらしたのをお見かけしてたのですが、あれは小道具ですか?私物ですか?

山の中での撮影の感想もあればお聞かせください(*^-^*)


動きが多かったり暑い時の扇子は、

スタッフさんが用意して下さっていて、

小道具でもないから何と呼ぶんだろう・・・

備品?かなぁ?

撮影中は、どの役者さんも、

あまり私物を持たないと思います。

私も「現場バッグ」と呼ぶバッグに、

貴重品とか入れますけど、

中の物を出すことは、あまりしないです。

山の中の撮影は・・・あの場所は本当に

戦いがおこなわれていた場所なので、

空気が鋭かったんです。

そしてとても不思議な場所でした。

たとえば私の演技だけで書くと、

凄く大事な場面だったので

自分なりに考えたり、

台詞を合わせて頂いたりしてたんですけど、

いざ本番になったら、

自分が出そうと思う声とは全く違う声が出たり、

こう見よう、と思ったのに

全然違う表情になったり、

予想しない涙が急にあふれたりして、

とてもせつない場所でした。

今思うと、あの場所だから出た声とか

流れた涙があったんじゃないかなと思います。

でも、戦場だったりお城だった場所は

こわいなと感じることも多いですけど、

あの山は、少しこわくても

冷たい雰囲気を全く感じなかったんですよ。

優しい空気があって・・・

何度もアクションを練習したり、

小さな「あおいや」を作っていただいて

コロコロ寝転がったり、

大切な思い出もたくさんいただきました(^-^)


87■* 赤林檎 *さん


♯撮影に入る前に何か習慣としてやっていたことなどありますか?


朝起きたら、まず水を飲んでから、

必ずストレッチをしていました。

アクションを撮る日はストレッチを長めにしますが、

眠る時間があまりない時は、

少しでも眠ることを大事にしてました。


♯キャストの皆さんアクションが凄くて練習(?)が大変だったと思いますが、どのくらいの期間練習していたのですか?


役によって違うんですけど、

私はオーディションに受かってから

練習を始めました。

ゴールデンウィークが明けてすぐ

最初のアクション練習があって、

夏休みに入る直前がクランクインなので

3ヶ月くらいだと思います。

でも、他のかたはもっと長いと思うし、

撮影中もずっと稽古がありました。


88■ちよさん

9月13日のブログで、「私は、操ちゃんは蒼紫様の前でだけ、女の子でいようと思って演じました。」とありますが、その理由は明日のブログで…とありましたが、まだ書かれていません!!(;-;)そう思って演じた理由を教えてください!!!


いろんな理由がありました。

前も書いたけど、まず

「操」という名前の意味が気になったんです。

操ちゃんは翁に育てられてるけど

両親が名前をつけたと思うんですよ。

操ちゃんが生まれた頃は幕末で、

御庭番衆がどうなるのか、御両親も

すごく心配だったんじゃないかなって。

「操」って、あやつるとも読むけど、

「貞操」の操でもありますよね。

「くの一」というと真実はわからないけど

身分ならではの苦労が語りつがれてるので、

操ちゃんの両親は、操ちゃんに、

新しい時代が来るなら

組織のために女性として生きるんじゃなく、

自分と好きな人のためだけに女性として生きて欲しい、

と願ったんじゃないかなと思ったんです。

私自身も、好きな人の前以外では

女の子っぽくする必要がないような気がするので、

自分に重ねた部分もあるかもしれないです。

だから撮影中は

蒼紫さまに関する場面以外では

男の子っぽく意識して動きました。


89■たおるさん

操ことたおちゃんにとって剣心と薫はどのような関係だと思いますか?私は薫の父が残そうとしていた「人を活かす剣」という絆で結ばれた運命的な存在だと思っています。蒼紫と操のように対極だからこそ惹かれ合うのかなと思っています。ご意見を教えてください。


私はよく、何にでも、

光があれば影があるんだなと

感じることが多いんですけど、

「るろうに剣心」の登場人物は、

緋村と薫さんに限らず、

一見真逆でも実は同じだったり、

立場や考え方が全然違って見えても

深いところで似ていたり、

敵と味方に見えても

運命的な存在だったりする人たちが

繋がりあっている作品だと

すごく感じるんです。

私だけの想像だけど、

心の中は自由だから思い切っていうと、

緋村と薫さんが出会ったことは、

その二人の縁や運もあるけど

今は姿が見えなくても

この世ではないところで

見守ったり、引き合わせてる存在が

あるのかもしれないなとも思います。




********

今日はここまでです。
写真は、懐かしい操ちゃん!
撮影したの、もう2年前なんですね…(@0@)
アクション場面の撮影前に撮ったと思います。
回答再開、はりきっていこう!って感じで♪

そして明日から新しい一週間!
まれちゃんは、横浜で踏んばることと思います。
寒いので、体をあたためて
踏んばってきます。
皆さんも、マスクなどで自分を守ってください(^-^)
ごきげんよう(*^-^*)


たお