10月22日…えんむすびたい! | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは!たおです(*^-^*)

空に、冬の色が

強くなってきた気がしますが

お元気でしょうか?


昨日一日、能登をめぐった私は

今日は、まれちゃんとしての

時間に戻りました。

反省するところもたくさんあるけど、

一場面を撮るたびに、

一場面が終わってしまって、

まれちゃんとしての記憶は増えるけど、

まれちゃんとして生きる時間は

確実に減っているんですよね。

そう考えたら、今から寂しいです。

でも、だからこそ、大事にしたいです(^-^)


昨日の「サザエさん編」で

誰がサザエさんなのか?!という

クイズの答えですが・・・

正解のかた、かなりいらっしゃいました!

答えは、「葉山奨之くん」でした\(^0^)/


コメントに書いてくださった人もいましたが

あの写真は、サザエさんが笛を吹いてて、

家族と歩いていくエンディングを

全力で表現したんですよ(^0^)

正解してくださったかたにも、

うーん?と思ったかたにも、

楽しい空気が伝わったら嬉しいです(^-^)


さて、今日もここからは、

映画「るろうに剣心」に関していただいた質問に

答えようと思います!

ネタバレが困るかたは

*印から*印まで、飛ばしてくださいね(^-^)



********


47■あやさん

●目が覚めた蒼紫様に操ちゃんがあの言葉をかけてあげるシーンが、言外にも二人の心の機微がバシバシ伝わってきていつも泣きそうになってしまいます。あのシーンを演じた時の気持ちや、心がけた事などがあったら知りたいです。

この場面は本当に難しかったので

あまりにも長くなってしまうから

全部は書ききれないけど、

書けるとこまで書こうと思いますm(_ _)m


いつも原作がある作品は

原作が参考書、台本が問題集って感じで、

今回はアニメの世界観もあるので、

原作・アニメ・台本と繰り返してみたんですけど、

原作もアニメも翁が生きていてこその展開だから、

その時点で実写の操ちゃんは

原作とアニメの操ちゃんから一回離れないと、

逆に近づけないかもしれない、と感じました。


それでまず、自分が同じ状況になったら?と

考えようと思ったんですけど、

家族や、小さい頃から通った陸上のクラブなど

自分の人間関係に置き換えても、

私には蒼紫さまのように慕う人がいないから、

参考にするのが難しかったんです。


唯一、実感したのが操ちゃんの年齢のことで、

自分の中で、14歳くらいから今の19歳までって、

すごく考え方が変わった時期だったんですよ。

もし蒼紫さまと再会したのが

操ちゃんが14歳や15歳の時なら、

もっと潔癖というか残酷というか、

ただ感情的に反応したかもしれないし、

18歳や19歳以上だったら、

もっと大人とか女性として判断したかもしれないけど、

16歳とか17歳って、一番冷静な目で

蒼紫さまの本心を

見ようとするんじゃないかなと思いました。


逆に蒼紫さまは、操ちゃんくらいの年に

江戸城が開城になって仲間を失ってるけど、

弟を見てると、男の子の16歳くらいって

身体能力も体力も急に増えて

ギラギラしはじめる感じがあるから

だからこそ、その頃の心の傷は

すごく深いんだろうなと思って・・・


そして緋村は、同じくらいの年齢の時に

人斬りから結婚を経験してるんですよね。


そうやって考えてるうちに、

あくまでも個人的にだけど、

緋村と操ちゃんと蒼紫さまは

意外と似てるんじゃないかなと思うようになりました。

特に実写の操ちゃんに限定したら、

自分の中に何かを背負ってるところや

大切な人との間に

取り返しのつかない悲劇が起きてるという点で

緋村と鏡みたいな部分がある気がしました。

それて、緋村と巴さんのエピソードは

実写にはないんですけど、

そのエピソードを重ねて考えたんです。

どうして巴さんは剣心を許せたのかとか、

剣心と操ちゃんは何が違っていて、

巴さんと操ちゃんは何が違うのか、

共通してるのはどこなのかとか・・・

そうやって、実写の操ちゃんのあの場面の

ヒントを探そうとしました。


他にも翁の遺志を大切にしたかったとか、、

もしかしたら操ちゃんは、

蒼紫さまに攻撃はされたけど、

その攻撃に手加減を感じたかもしれないとか、

いろいろなことを考えたんですけど・・・

結局、あの場面の撮影の直前まで

私は、迷いがとれなかったんです。


だけど本番直前に、

操ちゃんも同じように迷ってるんじゃないかと思って、

蒼紫さまの意識が戻って、

本番でその目を見てから決めよう、

心が動いたとおりにしようと決心しました。


本番がはじまって、

伊勢谷さん演じる蒼紫さまの意識が戻って

目を見たら・・・

あまりにも悲しい目をされてたんです。

その目を見た瞬間、

蒼紫さまを許したという感覚よりは、

蒼紫さまの過ちや傷がどんなに大きくても

一緒に背負いたいと思いました。

私はその時、なぜか微笑んでしまって、

その瞬間、蒼紫さまが小さく頷いた気がして、

あ、届いたかもしれない、と

思ったのを覚えてます。


長くなったわりに、分かりにくい答えで

ごめんなさい(;-;)

でも、誠実に演じようとだけは決意して

踏んばったので、伝わったら嬉しいです。


●後編は操ちゃんのアクションがなくて少し残念だったのですが、敵味方関係なく、手合わせしてみたかったキャラクターとかはいますか?

1作目の鵜堂刃衛さんと、

左之助さんです(^-^)

刃衛さんの「心の一方」に

絶対かからないよう挑戦してみたいです。

左之助さんは、なんでもありな感じなので、

左之助さんが楽しく驚くような

攻撃を考えてみたいです(*^-^*)


********


今日は、ここまでです(^-^)


能登では、

能登でしか撮れない場面を撮るので

切ない場面、大切な場面も多いけど

自分には心しかないから、

心を大切に、

明日も踏んばろうと思います!


写真は、昨日巡った場所の一つ、

恋路海岸での

「えんむすび~ち」の鐘です!

すごく真剣に鳴らしてきました!!!

まれという作品が、

たくさんの人と縁が結べますように…(*^-^*)


そして、もし

ドラマ「黒の女教師」の再放送を

観て下さってる人がいたら、

たぶん明日の第4話は、

「まれ」でも共演させてもらってる

山崎賢人くんのメイン回だと思います。

連続テレビ小説「ごちそうさん」で

ものすごく印象的な演技をされていた

キムラ緑子さんも出演されてる回なんですけど、

やっぱりすごい迫力でした・・・

お時間が合う人は、

ぜひ観ていただけたら嬉しいです!


ではでは、気温が低くなってるので

体を冷やさないよう、

たくさんあっためてくださいね(^-^)

ごきげんよう・・・☆゛



たお