Lesson10に感謝をこめて… | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは!太鳳です。
今朝、長野県で震度5強の地震があって、東京でも少し揺れました。
みなさんの住んでいるところは大丈夫だったでしょうか?
私は小学校の時、夏休みに長野県の青木村で一週間くらいキャンプをしたり、、
お世話になった幼稚園の園長先生やピアノの先生も、
長野県に住んでいらっしゃるので、とても心配です。
余震もあったと聞いているので、どうかお気を付けて下さい!

東京は暑いです…!学校でプールが始まりましたが、外なので結局暑いです。
最近の私は、まず朝練から学校に行って、お仕事があれば早退したり、
お仕事がなければ、普通に放課後の部活をやって夜帰ってくるんですけど、
なんかもう、お日様が沈んでも暑くて暑くて…
それで改めて思ったんですけど、人って、動くと痩せますよね!
「鈴木先生」の撮影の時も、じっとしていたわけじゃなかったんですけど、
ひさしぶりに学校に行ったら、体育や部活の運動量って、こんなにあったんだ!
と思ってビックリしたんです。
おかげで(たぶん)少しだけ体が締まったような気が…
私の問題は、このあと筋肉がモリモリ復活するってことなんですけど、
筋肉のおかげで、蘇美ちゃんの空手シーンも出来たと思うので、
これからも筋肉を大事にしていきたいと思います(^-^)

さて、東京では今週、とうとう「鈴木先生」Lesson10が放映されました!
もうオープニングから、「これで終わりなんて…」と
涙が出てきてしまいそうでした。
実は、あのオープニングを私たちが初めて観せていただいたのは、
まさに東日本大地震が起こった日だったんです。
撮影中に地震が起きて、セットがものすごく揺れて、
電車も止まって、連絡も取れにくくて、撮影所で避難していた私たちに、
オープニングを撮って下さった助監督の田中さんというかたが、
出来上がったばかりのオープニング映像を観せてくださったんです。
みんなそれまで不安だったんですけど、その映像がすごく元気と勇気をくれて、
このドラマを作るんだ!って気持ちを思い出せたんですよ。
しかも、今までにない感じのオープニング(表情が変化したり)だったから、
みんなですごく興奮したのを覚えています。
特に私は、連続ドラマにレギュラーで出演させていただいたのも初めてだし、
「小川蘇美」として自分が映像に映ってる姿を観たのも初めてだしで、
本当に夢のようでした。
でもだんだん、地震や津波の被害が報道されて、状況がわかってくると、
心が苦しくなってきて…日本はどうなるんだろうと思って、
実際に撮影も、延期になりました。
撮影が延期になっている間、監督やスタッフさんたちはたくさん話し合って、
いろんな準備をしたり、資料も作り直して下さって、
もう一度私たちが2Aとして集まることが出来たんです。
そこからの3か月は、ものすごく濃い毎日でした。
オンエアでは涙をこらえながら観て、翌日録画をもう一回観た時は、
なんかみんなの顔が懐かしくなっちゃって、
オープニングで一人一人一時停止して、じっと観てしまって…。
みんなのことが本当に大好きだったし、スタッフさんたちが大好きだったし、
特に今回の10話では、私は本当にみんなに助けてもらって、
いろいろなことを学ぶことが出来ました。

10話は、9話を撮っている時から並行してリハーサルを始めていたんですが、
一回一回のリハーサルで学ぶことが、どんどん多くなっていって、
本当に学校に行って、授業を受けているような感じでした。
前もブログに書いたけど、ただ台詞や段取りを練習するんじゃなくて、
「役でない自分の考え」を、自分の言葉で話し合うこともしました。
ストーリーと同じように、よくわからないままのことも、たくさんありました。
実際はいろんな年齢の子がいるし、男子も女子もいるので、
考え方も違ったし、考えてもわからないとか、想像出来ないこともあったけど、
今の自分たちがどう思うかっていうことを、ちゃんと話し合えたのは、
すごく恵まれた機会だったと思います。
それをしたことで、すごく難しい台詞が続く回ではあったけど、
自分の役の台詞にも、他の人の役の台詞にも、
理解とか、自覚とか、愛情を持って、演じることが出来たと思います。
台詞の量がものすごく多かったので、
台本をもらってすぐの時は、みんな必死になっていましたが、
リハーサルの時点では、もうみんな台詞を入れてきていました。
今回すごく意外だったのは、
鈴木先生が台詞を言い直されることが、とても多かったんです。
言いながら「あっごめん、もう一回!」みたいな感じで、
途中で自分でダメ出しをされるというか…
その姿を見て、先生がこの場面を凄く重く考えていらっしゃるって伝わったし、
難しい場面なんだということが改めてわかって、気が引き締まりました。
本番が進むと、みんなの気持ちも台詞と一緒にどんどん動いていきました。
私が一番印象的だったのは、小菅さんと桂さんのシーンです。
小菅さんと桂さんの二人とも、演技だなんて忘れるくらい本気で、
それを見てたらなんかもう、自然に涙がこみあげてきてしまって…
止めようにも止まらなくて。
よく見たら、みんなも泣いていたんです。
あの瞬間、感動っていうのとも違うし、びっくりしたっていうのとも違うし、
上手く言えないけど、この場面を私は一生、忘れないだろうと思いました。

そして足子先生は、前回にも増して迫力というか何かが…凄かったですね!!!
鈴木先生へだけじゃなくて、何か見えないものに、
憎しみなのか、寂しさなのか、ジワジワ伝わってきたかと思うと、
ドッジボールみたいにバン!とぶつけられてくるみたいで、圧倒されました。
不思議なのは、感情をぶつける時に、足子先生はなぜか笑顔…ですよね?
あれがすごく怖いと思いました。
辛い時も嫌な時も、足子先生は自分の感情を笑顔の中に隠し過ぎちゃって、
仮面の笑顔になってしまったのかなって、私は思ったんですけど…
足子先生と神田さんは途中まで、魔女のような人達だと感じていたけど、
8話から10話で、すごく切ない人たちなんだと思いました。
鈴木先生はすごくいい先生だし、2Aは最高のクラスになりそうだけど、
その影で傷ついた人がいたんだと思うと…切なかったです。
2Aのみんなで撮った傘のラストシーンは、最後のロケの日に撮ったんですけど、
私はわりと晴れ女で、だいたいロケは晴れることが多いのに、
この日はどんなに空に願っても、雨がやみませんでした。
結局、急きょ傘のシーンになったんですけど、きれいな色の傘が多かったので、
雨の中で花が咲いたみたいで、私はすごく好きでした。

観たよ!というコメントや、観る予定だよ!というコメントを
たくさん書いてくださっていて、本当に嬉しいです。
これから観る方も、よかったら感想を教えてください(^-^)

今日の写真は、まず、10話で大活躍した(?)黒板の写真です!
最初の何行かが竹地くんで、そこから後は私が書いたんですが、
私の字はとってもクセがあるので、なるべくクセを出さないように、
本番の前に原作の蘇美ちゃんの字を見たりして、字を変えてみたんです。
でも結局、よくわかんない字になっちゃいました(^0^;)
2枚目は、お世話になった控室入口です。原作の鈴木先生がかっこいいです!
3枚目がその中で撮った写真で、ここで顔合わせやリハーサルもしました。
壁に注意事項が貼ってあって、ちょっと教室っぽい感じもします。
この写真は、蘇美ちゃんになるのも最後だと思って寂しい気持ちで撮ったのに、
見たらこけしみたいに映ってて、なんか面白かったので、気に入ってます(笑)
4枚目はラストシーンの段取りをスタッフさんが確認して下さってるところで、
こうやって位置とか映り方を確認しながら、場面を作っていってます。
5枚目は、それを待っている2Aのみんなです。
この写真だけ見ると、普通にどこか修学旅行いってる時みたいですよね(笑)
こういうちょっとした時間が、今はとっても懐かしいです。

実は、書こうと思って書いてないことや、
載せようと思って載せきれてない写真が、まだまだたくさんあるんですよ。
それに、なんと!7月2日からBSジャパンで、
「鈴木先生」が毎週土曜日夜10時に再放送されるそうなので、
このブログでも、もうちょっと「鈴木先生」のことを書いていこうと思います。
とっても嬉しかったspoon.8月号のことも、書きますね!

それでは、雨が降ったり暑かったりするので、
疲れがたまらないよう気をつけて下さい。
そして地震のあった地域のかた、どうかくれぐれもお大事にしてください。


たお