こんにちは！たおですo(^▽^)o
久しぶりの更新になってしまいましたが、みなさん、お元気でしたか？？？
私は昨日から、部活に通う生活に戻ってます(*^_^*)
久しぶりの部活で体が鈍ってるから、覚悟して学校に行ったんですが、
昨日はちょっと涼しかったので、助かりました(*´▽｀)=з
コメントで、たくさんオススメの本を教えて下さって、
本当にありがとうございました！
みなさん、いろんな本を読んでいらっしゃるんですね…!!!
さっそく参考にさせてもらってますよッ(#^-^#)
昨日、その中から一番最初に見つけた本を一冊、買ってきました。
今からじゃ遅いかもしれないけど、ちょっとずつでも、いろんな本を読んで、
勉強していこうと思ってます(*^_^*)
さて私は、
「ウルトラマンゼロTHE MOVIE 超決戦！ベリアル銀河帝国」のクランクアップを
無事迎えることが出来ました!!!
嬉しいような寂しいような嬉しいような……でもやっぱり寂しいです(ノ_・。)
すごく充実して、楽しい撮影だったな…と、つくづく思います。
最初は、このブログにも書いたように、撮影前から悩みまくりました。
特撮の番組は小さい頃からたくさん観てきたのに、
「観る」のと「撮る」ではこんなに違うのか！こんなに大変だったんだ！
と、とまどうことばかりのスタートでした。
まず「お姫さま」と「宇宙」っていう全然体験したことない条件を、
どうとらえていったらいいか…というところからスタートしたんですが、
どういうお姫さまで、どういう性格で、どんな生活をしていたんだろう？と、
疑問はいっぱい生まれるんだけど、答えが見えてこなくて…。
でもそこから、メイク、髪型、衣装合わせを何度も何度も繰り返して、
顔合わせして、リハーサルをやって…と重ねていくうちに、
エメラナ姫が私の内面からも外側からも作り上げられて、
ハッキリ見えてくる感覚をつかむことが出来ました。
エメラナ姫の髪型は、なんと40種類くらい試したんですよ(☆o☆)
髪型の写真集が作れるんじゃないかってヘアメイクさんと話したぐらい、
いろんな髪型を試しました。
監督さんの中にいたエメラナ姫と、私の姿がちゃんと重なるまで、
監督さんもスタッフさんも絶対妥協しなかったんだと思います。
その姿に私はとても感動したし、
撮影のヘアメイクや衣装は、それ自体が重要なメッセージなんだってことを、
改めて感じました。
撮影が始まると、前にも書きましたが、今度は「特撮での演技（表現）」の面で、
なかなか気持ちが追いつかなくて苦しい時がありました。
初めてエメラナ姫として演技をしたのは秋吉台のロケだったのですが、
1日目から、かなり悩んでしまって、
「特撮って何だろう？」ということを、ずっと考えていました。
大好きなウルトラマンの世界に入れたことのしあわせより、
その世界にふさわしい演技が出来ないことのプレッシャーに、つぶれそうでした。
それで、前もブログに書いたように、 ウルトラマンをずっと撮ってこられた助監督さんから、
「撮影と言っても、普通の撮影とは違うよ。
普通の演技やリアクションだと、ウルトラマンに負けてしまうんだよ。」
ということを教えていただいて、
「そうか！じゃあ気持ちをもっと膨らませて、表現も膨らませていいのか！」
と頭では分かったんですけど、
それを実際に演技として外に出すことが出来なくて出来なくて…
形だけでやろうとしてしまった時もあったと思います。
そんな時は何回演じても、
「違う！」「だめだ…」「違う！」「そうじゃない！」と、
OKをいただくことが全く出来ませんでした。
だからこそエメラナ姫を、嘘なく演じられたと思います。
アドリブで作っていく場面もたくさんありました。
洞窟での撮影は、演出部の方々（助監督さん方）が、
ラン・ナオ・エメラナをテストで演じてみて、
それを基に行動を決めて作っていく、みたいな感じだったのですが、
演出部の方々の演技が本当に面白くて…(≧▽≦*)
助監督さん方が真面目に演技をするんですが、不思議な劇団を観てるようで、
すごく寒かったのに、あったかくなってくるくらい面白かったです(//▽//)
ロケの後のセット撮影では、スタジオに入った瞬間、
上も下も左も右も全部黄緑なので、ものすごく驚きました(((゜д゜;)))
セットって本当にすごいですよね…こんなこと誰が最初に考えたんだろう。
とにかく、特撮の難しさ、想像力を演技に繋げる難しさ、
そして心から役を演じ切る難しさを知った撮影でした。
でも撮影をやっていく中で、思いっきり演技をやりきることの楽しさも、
どんどん知ることが出来たと思います。
それを後押ししてくれたのは、現場の楽しさでしたo(^-^)o
待ち時間ではたっちゃんと話したり、小柳さんと話したり、スタッフさんと話したり…
たっちゃんは、龍馬伝の頃が遠く感じるくらい演技も身体も成長してて、
一緒にいるだけでパワーと癒しの両方をもらえたし、
小柳さんは、話す前はちょっと怖い人なのかなと思ってたんですけど
実際話すとなんかすっごい面白い方で、めっちゃくちゃ笑ったし、
スタッフさんは…もう感謝しきれないくらい、たくさん支えてくれました。
たとえば、エメラナ姫はお姫様なので、
基本的にちょっとよろけたりする時も、「キャッ！」という反応が多いんです。
でも私は素が男っぽいので、オッ！とかワッ！しか言ったことがなくて、
気持ちが「キャ！」でも、「キャ！という声」が全然出なくて…(>_<、)
それが、撮影の中でドレスを着るじゃないですか？
ドレスだと動きにくいし足元が見えないので、
スタッフさん方が気を遣って下さって、靴を履く時も手を差し出して下さったり、
移動する時も心配して下さったり、
本当にびっくりするくらい細かく、たくさんのことをして下さるんです。
それは、お仕事だから女優さんを気遣うというよりも、
スタッフさん方のエメラナ姫に対する愛情だったんだと思うんです。
そうしてくださることで、私の中でどんどんエメラナ姫が育ってきて、
だんだん自然に「キャ！」という声が出るようになってきたんですよ。
愛情をもって世話をしてくださる、ということに
ものすごく感謝をして、スタッフさん方のことが大好きになるにつれて、
お姫さまっていろんなお姫さまがいるとは思うけど、
エメラナ姫は、自分を支えてくれるエスメラルダの人々のことを
自分の星の民として見ていたっていうより、
感謝をして、大好きで、全員を家族のように大切に思ってたんだろうな、
だからカイザーベリアルに滅ぼされた時は、
どんなに辛かっただろう…ということが実感出来ました。
こんな風にエメラナの環境を作って下さった監督、助監督、記録さん、
なかなか決まらなかった髪型を一生懸命考えて下さったメイクさん、
何着も素晴らしいドレスを考え作って下さったスタイリストさんや、
着るのが大変なドレスを毎回着せて下さったアシスタントの方々、
エメラナ姫の姿をしっかりとらえて下さった
カメラマンさん、アシスタントのカメラマンさん、照明の方々、
ウルトラマンの世界を支える美術の方々、録音の方々、
難しいスモークを絶妙な感じで作って下さるスタッフさんや、
昼と夜、いつも美味しいご飯を一生懸命作って下さった制作部さん、
私をオーディションに呼んで下さった方、
大変な現場で休む時間もなくカメラを構えて下さったメイキングのカメラマンさん、
スチールを撮ってくださるカメラマンさん、
撮影が遅くなると、疲れているのに笑顔で送って下さったスタッフさん…
こういった方々が、安心して演じることの出来る環境を作って下さったおかげで、
本当に集中してエメラナ姫を演じることが出来ました。
何度も書くけど、全然書きたりないけど…本当に感謝しています!!!
そして、小柳さん、たっちゃん、本当にありがとうございました!!!
皆さん本当に、本ッ当に、大好きですッ…(≧∇≦*)・:*:゜
なんか「3年生を送る会」の挨拶みたいになっちゃいました…(^o^;)
私にとって、今回の撮影は「特撮の学校」でした。
でも、まだ卒業はしたくないです。
せっかくグリーンバックにも慣れたので！！！
変身したりとか、闘ったりとかも全然大丈夫なので！！！
またいつか、特撮に参加させていただけたらいいなぁ…と思ってます(*^_^*)
クランクアップの後のバーベキューのことも書きたいんですけど、
それは次に書きますね♪
写真もその時にたくさん載せます(^-^)
そして今日はもうひとつ、お知らせがあります。
佐々部清監督の「日輪の遺産」という映画に出演させていただきました！
原作は、浅田次郎さんの小説です。
この映画は、ウルトラマンの映画の前に撮影した映画で、
これから本当に女優さんをやっていくんだっていう覚悟になった撮影でした。
やっと書けるようになったので、これからちょっとずつ書いていこうと思います(*^_^*)
今日はすごく長くなっちゃいました(´・ω・｀；)
いつも友達からも「ブログ長いよー」と言われるし、
私も短いブログのほうがかっこいいし読みやすいよねって思うんだけど、
今日は書きたいことがすっごく多かったので…
っていうか、まぁこれからも、たぶん長く書いちゃうと思うんですけど…(//▽//；)
これからも、どうぞよろしくお願いしますm(u_u*)m
たお