地震直後は、
「すぐには東京には帰れないな…」
「1週間程度で新幹線が復旧するかなぁ?」と、軽く考えていたおかあさんです。
その後に
「津波」による災害の大きさを認識し…
原発事故の問題まで発生し…
と、こりゃ東京に帰るのも容易ではない!と決断せざるおえない状況でした
実際、帰ることは一般人は不可能だったと思います
停電・通信不能・断水など数々のミッション?をひとつずつクリアできてきて
1週間が過ぎたころに…
「さぁ~、どうやって帰ろうかしら?」と考えられるようになりました
高速バスも走り始めたらしいけれど、その日のうちに3月いっぱいまで「満席」の報道が~~![]()
「陸路」は難しい…と、「空路」にすることにしました
「空路」といっても「仙台空港」は管制塔が再起不能…
「山形空港」へでるしかないのです。(花巻空港もあり…だったけど)
ネットで羽田行きの「搭乗券」を予約しました
次は仙台から山形へ出るバスについての手筈です。
3/19に仙台駅へでかけたのはそのためです。
仙台~山形間のバスはかなり運行していましたから、「なんとかなるなかぁ?」とお気楽でした
でもね… でもね…
その時点では、まだまだ「自宅待機」で働いていない人ががたくさんいたのです。
連休明けの22日からは「出社」しなければいけない人が多くなりました
ガソリンが手に入らない状況で出社するには、みなさん「バス」に乗ります。
1時間に1本程度のバスの乗車率は高~~い
おまけに市内の渋滞で遅れるのが当たり前の運行状況で~~~
おかあさんは仙台市内にすら行きつけないのでは・・・・?と不安満載の状態でした
万が一たどり着いたとして…
「山形行きのバス」に乗れる?
山形についたとして、「空港」に行ける?
仙台に来るときは車ので移動がほとんどだから、1人で移動することへ心配がつきません。
それが、ひょんなことで解決するのです。
近所の「わんこ友だち」さんが、山形の会社に車通勤しているとの情報…
「明日、私を乗せてってくれないかなぁ?」と口にしたら、
「きいてみるよ・・・」と弟。
さっそくコンタクトをとってくれ、快く「いいですよ~~」との返事をいただいたのです。
「やった~~~!」
飛行機の時間は午後の最終便(10時40分)ですが、
飛行場に早くつけば、早い便のキャンセル待ちもできるし・・・。
そんなこんなで、出勤ついでに乗せていただきました。
途中下車するつもりが、「山形空港」まで送っていただきました。
なんと8時前に到着し、うまい具合に始発便9時15分に搭乗できました!!
やったね!
予定が半日以上くりあがってしまい、万々歳で~す
昼過ぎには我が家へ帰り着きましたよ~~~![]()
こんな災害時だから、とてもうれしかったですねぇ。
「犬」つながりといっても、本当に散歩時に出会う顔見知り程度で
「だいちゃん」というわんちゃんの名前しかしらない関係だったのです。
この災害がきっかけで、お互い苗字を知ったりより親しくなったばかりの人だったのです
「わんこ」友だちを甘くみちゃいけませんね~~!
「だいちゃんのパパ~~、ありがとうございました~~!」
とっても、助かりました~~!
