フラットに | 歩むべき道を歩む。悟りと平安、真我への道。

歩むべき道を歩む。悟りと平安、真我への道。

誰もが得られる、心の平安について、
探求した結果を、書き綴って行きたいと思います。

体の周りには空間があり、空気で満たされている。
私達の普段の生活では空気等は意識せず、自分の体にばかり意識が向いている。
そこらじゅうにある空気に比べれば、自分の肉体の方がよっぽど大切であり、価値ある物だと考えている。
神様だって、空気よりは自分の肉体の方に、ご加護を与える物だと思っている。
そこら辺に落ちている石ころよりは、自分の肉体の方になんらかのご加護が与えられていると考えている。
このような人間を特別視する不平等な考えが根深い所に存在する。

真我を感じたければ、このような不平等さを取り除かなければいけない。
空気と自分の体を同等に扱わなければいけない。
それは、空気と自分の体をフラットにするイメージだ。
自分の体が高く(価値ある物)で、空気が低いのであれば、その高低差によってエゴ的な思考が流れ出す。
フラットに近づくにつれ、何も考えられなくなり、自分が停止してしまうような感覚を味わうかもしれないが、それを嫌がってはいけない。
それを嫌がらず、自分を停止させたのならば、景色が自分であるという認識を得られるだろう。
そこで見る景色には懐かしさがあり、穏やかな至福がある。