12月14日(土)に、日頃お世話になっている秩父曼荼羅小屋の望年会が開かれました。
望年会と呼ぶのは、本年の活動を礎に、来年の更なる飛翔への鋭気を養う会だからです。
参加者の日頃の活動を持ち寄り、意識の共有が為されて、有意義な時間となりました。
会場は、所沢のパーフェクトビアキッチン。
会場探しをしている中、ハートランドを一杯飲み、ここに決めました。
素敵なお店なので、ご紹介いたします。
リンク先に、以下のような説明があります。
・・・ご提供するビールが特別なわけではありません。
違うのは、“品質管理と提供方法”。
・・・ビールは同じ銘柄でも、サーバーの管理の仕方やグラスの洗浄の仕方などで味に大きな差が出ます。
・・・ビールサーバー内の汚れは、ビールの味の劣化の最大の原因になります。そこでパーフェクトビールでは、サーバーへの毎日の水通し洗浄、スポンジ通し洗浄、部品の分解洗浄を欠かさずに行ない、サーバーのホース内にビールを残さず、汚れのこびりつきなどによる品質低下を防ぎます。
・・・パーフェクトビアキッチンでは、ビールグラス専用のスポンジで、徹底した洗浄を行います。
美味しさの秘訣は、ビールの銘柄にあるのではない。
ビールそのままの美味しさを損なわないための、日々の洗浄などの管理にこそある。
この話は 「ビールの美味しさの秘訣」 というだけではなく、人としての在り方にも通じるのではないでしょうか。
人(=靈止/ひと)は、肉体だけの物理的存在ではなく、靈がとどまっている存在です。
日々の穢れ(=氣枯れ)を日々祓い清め、靈(ひ)の本来の輝きを顕すことの大切さは、ビールの本来の味を提供する秘訣と、根本は同じなのだと思います。
~如是我聞~
中国禅宗(北宗)開祖・神秀と
中国禅宗(南宗)開祖・慧能の偈より
兄弟子・神秀の偈
身是菩提樹
心如明鏡臺
時時勤拂拭
勿使惹塵埃(身は是れ菩提樹)
(心は明鏡台の如し)
(時に時に払拭に勤め)
(塵埃を惹かしむること勿れ)
弟弟子・慧能の偈
菩提本無樹
明鏡亦非臺
本來無一物
何處惹塵埃
(菩提 もと樹無く)
(明鏡 また台に非ず)
(本来 一物も無く)
(何処に塵埃が惹すぞ)
慧能は神秀の偈を否定したのではなく、補足したのだと、私は捉えています。
本来の靈は、塵埃で穢れ(=氣枯れ)たりはしないのでしょう。
しかし、靈の本来の輝きが遮られないよう、時々に払拭することは大切なことでしょう。
あらためて、その精神に浸りたくなったら、また、パーフェクトなビールを呑みに行こうかな。。(笑)
ラストオーダードリンクの柿ビールです。
柿リキュールの甘さが、締めドリンクとしてGoodでした。