妻沼聖天山の柴燈護摩は、令和の御世の天下泰平を祈るお護摩でもありました。

江戸時代までは、即位灌頂という秘儀が天皇即位式の中で修されていた程、密教と皇室には深い縁があります。

 

私も御即位を祝して、妻沼聖天山の続編記事の前に、即位礼斎行についての記事を書こうと思います。

 

本日、即位礼斎行をお祝いする為、高麗神社での即位礼奉祝祭に参列しました。

高麗神社 御本殿

若い禰宜様の、氣の入った素晴らしい太鼓の響きが祝祭の開始を告げると、社殿内に清涼な氣が満ち満ちます。

高麗文康宮司の所作は凛として美しく、祝詞の響きが御即位を言祝ぎ、令和の御世の泰平を宣り挙げてゆきます。

 

式典の後、高麗宮司が、陛下についてお話しされました。

水の問題について研究を続けてこられた陛下は、今回の台風19号の被害にも、大変に心を痛めておられるであろうと。

 

陛下について、私が軽々しく綴ることは控えようと思いますが、徳仁天皇陛下と「水」についての記事のリンクを、以下に貼っておきます。

 

【皇太子さま59歳】「水」問題、即位後も 防災へ「知見をいかす」

 

ライフワークは水問題 水運から環境、防災へ

 

 

如是我聞
徳仁天皇陛下 皇太子時代のお言葉

「私はよく山好きと言われますが、単に山が好きで登っているというのではなく、修験道の山を選んで登っているのです」

週刊朝日 2019年8月30日号 より

徳仁天皇陛下が、修験道の山を選んで登るということには、ある秘められた意味がおありになるのでしょう。

 

先に貼ったもの以外に、是非お読みいただきたい記事のリンクを以下に貼っておきます。

 

白山比咩神社の公式コラム

 神道講話 406号「令和」を慶ぶ

 神道講話 407号「新帝陛下と白山」

 神道講話 408号「水にかける思い」

 

皇太子さまが“山岳考”を寄稿 30ページ16000文字の分量

 

これが「ロイヤルルート」 徳仁天皇が歩いた道で山登り!

 

『大峯山中で皇太子殿下にお会いするの記』

 

 

大嘗祭当日には、高麗神社で大嘗祭奉祝祭が執り行われます。

なお、大嘗祭奉祝祭へ参列するには、2日前に執り行われる清め祓いの儀式である、臨時大祓式への参列が必須条件とのことです。

 

本日は、高麗神社の御祭神に、徳仁天皇陛下御即位の奉祝と日韓友好をお祈りして、境内を後にしました。

高麗神社 将軍標

お願い令和の御世が弥栄でありますように神社

 

あらためて、妻沼聖天山 歓喜院 山伏問答 の記事へ続きます。