山形県でした。
仕事はエリア制で主に県の北半分、
尾花沢~最上地方、庄内地区全域を
担当していました。
山形県の食べ物は何でも美味しくて、
有名なところでは蕎麦、牛肉、さくらんぼ、
あたりでしょうか?
他にも色々あるのですが多すぎるので割愛
でもって、私が山形グルメの中で
衝撃を受けたメニューがいくつかありまして、
その一つが「谷地の肉そば」!!
親鳥を使ってダシをとった冷たい蕎麦です。
冷たいのに脂が凝固して浮かぶことなく、
それでいて濃厚な旨味を感じるスープ。
その絶妙な味は私を一瞬で虜にしました
ふと、この谷地の肉そばを思い出し、
何とか再現出来ないものかとクックパッドで
レシピを検索…
親鳥は入手できなかったので、
鰹だしのつゆで鶏皮と若鶏を煮る
アクを取って冷やし、浮いた脂を取り除いて
肉そばのスープが完成。
独特なモチモチ食感の蕎麦は私が知りうる限り
市販品には見当たらないため、
生の黒っぽい田舎そばで代用します
茹で上がった蕎麦を冷水で〆て
作っておいた肉そばスープに投入~
ダシに使った鶏肉&鶏皮をスライスして
ネギと共に蕎麦に乗せれば、遂に完成
肝心の冷たい鶏スープ
普通の鰹だしの蕎麦つゆみたいだぞ
まったく鶏の濃厚な旨味が無いッ
これじゃあ、ただの…
冷たい鳥南蛮じゃないかッ

はい、完全な失敗です
脂を完全に取り除いたのが良くなかった
別に不味くはないし、美味しいんですよ!
こういうモノであるならば…
でもね…
コレは谷地の肉そばじゃないんです
やっぱり無理だった
山形に行って食べよう…



