10月下旬、久々にとんでもない目に遭いました![]()
実に5年ぶりの薬疹であります。
自分自身の体に関する注意事項として、今回も記録しておきます。
興味ない方はスルーしてください。
10/17 のどの違和感あり。鼻水も出ている。
10/18 鼻水の詰まった感じ。
10/19 鼻水が悪化。
10/20 口と喉の間の管に鼻水が詰まっている感じ。
左耳が聞こえにくい。
10/21 左耳が完全に詰まっており、声がこもっている。
このまま難聴になりたくないが、耳鼻科を受診するのも面倒。
副鼻腔炎が疑われるので、クラリス・ムコダインを服用開始。
少し多めの分3にて服用。
10/22 夕方までは耳が聞こえにく状態。その後、ふとした瞬間に耳が開通。
クラリス・ムコダインを丸二日服用した成果が出たのか?
これで一安心?
気分よく晩酌を始めると、腹部に痒みが!
蚊に刺された時の腫れが大きいものが複数出現。
やがてすべて繋がり、腹部~胸部全体が赤くなる。熱感、腫脹あり。
10/23 背中、肩の付け根付近に紅斑、発疹あり。痒みが強い。
どの部位もすべてが左右対称に発現している。
これはまたしても薬疹か?
10/24 鼠径部、鎖骨付近、首にまで紅斑が広がる。痒みも強い。
体幹部の赤み、熱感は日焼けの酷い状態に似ている。
ステロイド含有の抗ヒスタミン剤・セレスタミンを分3にて服用開始。
10/25 体幹部の痒みが続く。背中の痒み、腫脹が悪化。
全体が真っ赤になり酷い状態。
腹部、鼠蹊部は若干良化?
10/26 発疹が拡大、悪化。痒みMAX。
しかし5年前に比べれば眠れるだけマシか?セレスタミンの効果あり?
発疹は肩、上腕、手首付近まで広がる。
鼠径部、太もも、膝裏まで発疹が出始める。
腹部の赤みが少しまだら状になってきた?
首、背中のヒリヒリ感&ザラザラ感あり。
10/27 太ももの外、内側に発疹。膝裏も赤くなり発疹が出て悪化。
首、腹部の痒みはなく、ザラザラ感が増して痒みは無くなった。
最初に症状が出た部位から収束に向かっている感じがする。
上腕~肘の内側、手首にかけての発疹は変わらず。
10/28 全体的に痒みが減った。発疹、腫脹の広がりも収まる。
回復傾向にある模様。
10/29 ようやく落ち着いたが、まだ発疹は残っている。
最初に症状が出た部位がザラザラになって黒っぽくなった。
10/30 日焼けによるやけどのように皮がボロボロ剥けてきた。
ほぼ快方に向かっている。
以後、発疹、腫脹のあった部位の皮はすべて粉が舞い散るように
剥けていった。
表皮が一枚剥けてしまったようで、ヒリヒリしているが痒みは無い。
皮膚バリア機能が低下してしまった状態だが、とりあえず一段落。
以上の経過を辿った今回の薬疹。
冒頭から「薬疹」と記述しているので、当然、薬が原因と思わる副作用である。
で、5年前の記事を見直すと類似する点がある。
以前の記事
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クラリスとムコダインを服用したこと。
この5年間にクラリスを服用したことは何度もあったが、何も起きなかった。
ということはムコダインだろ!
ムコダインについては5年前から怪しいと思い、一度も服用していなかった。
当時、皮膚科のDr.からは疲労・ストレスによる蕁麻疹の診断を受けたが、
私としては副作用による「薬疹」を疑っていた。
今回の結果を踏まえて、恐らくムコダインが原因だったと思われる。
去痰剤として処方されることの多いムコダインだが、意外と副作用も多い!
もしかするとたまたま2回ともムコダインが絡んでいただけで、
本当は違うかもしれないが、2回も辛い目に遭ったので、
疑わしい薬は今後は服用しないことにしよう!
それにしても、5年前と症状も回復するまでの日数もほぼ同じ(約1週間)。
今回は2回目だったこともあり、病院は受診せず、自己判断で薬を服用し
何とか凌ぎ切った。
前回は眠れないほどの痒みがあったが、今回はそこまで酷くなかった。
セレスタミンを服用したことが要因だったのかも。
ただ、前回よりも皮膚の紅斑の範囲が広く、皮の剥け方も激しかった。
二度目の薬疹ということで、アレルギー反応が強く出たものと思われる。
面白いのは、痒みが強く出て掻きむしると赤くなり、その後はヒリヒリして
日焼け後の状態になって、表面がザラザラになった後、治まるということ。
そして、最初に症状が出た部位から順に回復していくこと。
体幹部は真っ赤になって腫脹があるだけでブツブツの発疹が出ないのに、
手足の端は、分かり易い発疹が出現していた。
色々調べた結果、全体的に赤くなり、皮が剥けたことから、
恐らく薬疹が原因の紅皮症という病態だったようである。
私は薬に関する知識があるので、病院を受診せずに自分で判断し、
服用薬剤の決定を行った。
しかし、一般の方々は同じような境遇になった際、
是非とも直ちに皮膚科の受診を勧めたい!
スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮融解壊死症、
薬剤誘発性過敏症症候群といった、命にかかわる副作用もある。
どの薬剤が自分にとって危険なのか?
これは残念ながら服用してみないと分からない。
薬には治療効果がある反面、思わぬ副作用があることを忘れずに!