ある日の昼食。
とある宅配弁当屋さんで、「ご当地丼」なんてメニューがありまして、
その中で、非常に興味を惹かれたのが
山賊焼き丼<山口県>
何でもスパイシーなタレで焼き上げた鶏肉の丼との説明書きでした。
そういえば、TVで見たことあるような気がする!
よし!それに冷やしそばも付けて発注~!
来ました~
あれれ?
これが山賊焼き?
何かイメージと違うぞ!
大き目のから揚げ?とにかく衣を付けて揚げられた鶏胸肉が2枚、
ご飯、キャベツの上に乗せられて、ニンニク風味のタレが
ちょこっとかけられた物でした。
まぁ、これはこれで美味しかったのですが・・・
しかし、どうも納得いかず、気になって「山賊焼き」を調べてみました。
するって~と、
①長野の「山賊焼」
長野県中信地方郷土料理として広まったもので、鶏もも肉を
ニンニクを効かせたタレに漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げたもの。
端的には「鶏もも肉の唐揚げの大きいもの」。山賊揚げとも呼ばれる。
ただし、もも肉だけでなく比較的安価な胸肉など他の部位が
使われる場合もある。
「山賊“焼き”」と称するが、実際に焼いた(あぶりやきにした)わけではなく、
調理法としては揚げる料理である。
②山口の「山賊焼」
骨付きのモモ肉を一本丸ごとオーブンやグリル、炭火等で
ニンニク風味の照り焼き風のたれに絡めてあぶり焼きにした料理。
山口県岩国市にある「いろり山賊」という店で供されたことから
その名が広まったという説があり、西日本の多くの地域では
山賊焼と言えば通常こちらの料理を指す。
単に「(骨付きに限らず)鶏肉の照り焼き風」を山賊焼きと称することもある。
ということで、2種類にの山賊焼があり、私がTVで見た記憶とイメージは
山口県バージョンで、今回の丼は長野県バージョンでした!
山賊焼であることに違いはないけれど、山口県じゃなくて長野県の間違い、
だったわけです。
いや~、非常に勉強になりました。(たいして役立つ知識とも思えませんが)