MSグフの記事 で盛り上がった気持ちを抑えきれず、
超マニアックなネタで挑みます。
ファーストガンダムを知らない人は飛ばして下さいね~
名シーンの再現です。
ランバ・ラルのグフが上段斬りに行くところを
アムロのガンダムが下に避けて、そのままグフの両腕を下から斬る
小学生の頃、「ガンダムごっこ」をすれば、このシーンと
黒い三連星の「ジェットストリームアタック」は必ずみんなやってました。
私は、腕を切断されると分かっていてもグフ役しかやりませんでした。
それ程に、ランバ・ラルのグフが好きだったのです。
ランバ・ラル大尉。
年齢不明。
モビルスーツの超一流パイロットでありながら、ゲリラ戦法も得意。
内縁の妻に、クラウレ・ハモンがいる。
(この女性、子供心に色っぽいな~と思いました)
ルウム戦役にて、6隻の戦艦を沈めるも、親ダイクン派の父を持つため
昇進できず。
搭乗機をパーソナルカラーである青に塗っていたことから「青い巨星」の
異名を持ちます。
地球方面軍指令「ガルマ・ザビ」の仇討ちをガルマの兄「ドズル・ザビ」に命じられ、
ホワイトベース追撃のため、地球に降下。
何度も、ホワイトベース隊に立ちはだかり、アムロと対決。
シャアに代わる強敵として、存在感を見せ付けました。
自分が出世することで、部下達の生活を楽にしてやれる、との思いから
ザビ家には忠誠心が一切ないにも関わらず、命令に従います。
本来、黒い三連星のドムは、ランバ・ラル隊に与えられたモビルスーツでした。
それをマ・クベの謀略によって機動巡洋艦ザンジバルも取り上げられ、
ドムも補給されず、ゲリラ戦を挑んで壮絶な最期を遂げる悲運な名将です。
富野由悠季監督は「精神的に父親不在だったアムロに対する父親的存在だった」
とおっしゃっています。
アムロは「ボクは、あの人に勝ちたい・・・」と言っています。
ランバ・ラルという本物の戦士に出会って、アムロは成長できました。
それにしても敵役がきっかけを与えて、主人公を成長させるなんて、
それまでのロボットアニメにはない展開。
こんな所もガンダムの魅力のひとつではないでしょうか?
幼い頃の私は、よく分からないながらもランバ・ラルのハモンや部下達に対する
思いやりと、逆に部下達からのラルに対する信望、信頼感を感じました。
もし自分がランバ・ラルの部下だったら「この人のために死んでもイイ」
とマジメに思いました。
しかし、現実には残念ながら、今までランバ・ラルのような上司には
出会えませんでした。
自分も今では立場上、上官(?)になりましたが、果たしてこんな存在であるか?
というと、悲しいかな、まったく違いますね~
懐かしいので、ランバ・ラルの名セリフをいくつか挙げときます。
「フフ、この風、この肌触りこそ戦争よ!」
「ザクとは違うのだよ。ザクとは!」
「良い目をしているな、少年・・・だが、次はこうはいかんぞ、いいな!」
「まさかな、時代が変わったようだな・・・。坊やみたいなのがパイロットとはな!」
「見事だな!しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ!
そのモビルスーツの性能のお陰だということを忘れるな!!」
「ランバ・ラル。戦いの中で戦いを忘れた。」
「君達は立派に戦ってきた。
だが、兵士のさだめがどういうものかよく見ておくんだな」
「戦いに敗れるというのは、・・・こういうことだ───ッ!!!(映画版)」
以上、マニアック過ぎてスイマセン