私は霞のバスが釣れなくなると、管釣りに通うようになります。
ほぼ、トラウトで、ごく稀にバスの管釣りに行くこともあります。
さて、トラウトフィッシングですが、面白いことは面白いのですが、
霞のバス釣りのような充実感や、達成感、満足感は得られません
なぜなら、魚はそこにたくさん居るからです。
しかも、人の手によって作られた魚達です。
「管釣りも自然が相手だから奥が深くて面白い」
「ただの釣り堀ではない」
という方がおられます。
確かにその日のパターンがあり、レンジ、スピード、ルアーセレクトなどが
合わないと、たくさん釣るのは難しく、天候や釣り座などの条件によっても
差が出ます。
でも、「魚を探す」という最大の難関は、最初からクリアできてます。
ネイティブのバスを釣るには、まず第一にバスの居るスポット、エリア選択が
重要となります。
さらに、もしもそこにバスが居たとしてもキャストしたルアーを食うかどうかは
分かりません。
いくつもの条件をクリアして初めて、1匹のバスに巡り会えるのです。
これは決定的に違う部分だと思うのです。
「過酷な弱肉強食の自然環境にあって、生き延びて成長した霞のバスを
釣ることができた」 という喜び。
したがって、1匹の価値というか、重みが違う気がします。
根本的に魚種も異なりますが・・・
バスの40UPを釣ったときのことはよく覚えており、そのポイントへ行く度に、
釣れた時のルアーや状況を思い出します。
でも、管釣りのトラウトの場合にでは、たとえ50UP、60UPを釣っても
ほとんど記憶に残っていません(たくさん釣れれば別ですが・・・)
とはいえ、管釣りでの経験が生きることも多々あり、冬場にたくさん魚を釣れる
のは貴重です。
また、自分でパターンを見つけて、数多くの魚をキャッチできれば当然嬉しい
そんなことでいつのまにやら、管釣りのタックルも充実してしまいました
バス釣りにおいては、私はどちらかというとワームの釣りが好きで、
食わせて掛けるときのドキドキ感がたまりません
しかし、トラウトの場合はクランクが好きで、むしろ乗せていく釣りが好きです。
来るべきシーズンに向けて、「釣り勘を鈍らせないように」というのが
そもそも管釣りに行く理由でした。
また、ほとんど釣れない天然フィールドでバスを狙うより、
確実に釣れる管釣りを選びます。
しかし、管釣りもやってみると案外楽しく、奥が深いのでハマってしまいました
寒い時期にはおそらく毎週、管釣り通いをすることになるでしょう。
でも、根底にあるのはバス釣り魂であることは間違いありません