私は、3年前まで霞水系において、テキサスリグはほとんど使って
いませんでした。
テキサスは、一般的に根掛かりの少ないリグとして認知されていますが、
私の中では、「ノーシンカーの方が根掛かりせず、しかも良く釣れる」
と感じていました。
しかし、水深のあるエリアでは、ノーシンカーは手返しが悪くなる。
そんな時はジグヘッドやラバージグ、ネコリグで何とかなる。
「テキサスリグなんて不要だ!」 と本気で思っていました。
最初は、この 「イマカツ ヘアリーホッグ」 もジグヘッド用に購入しました。
このワーム自体、かなり良く考えて作られており、今江大先生が
トーナメントでも使われているので間違いはない。
しかし、鉄パイプや杭が立ち並ぶポイントで無謀にも
ジグヘッドにセットして攻めると、案の定、根掛かりしまくり
これは釣りにならない! というほどロストを繰り返し、
いつしかこのワームは使わなくなっていました。
それから、ある日の釣行。2年前の6月だったと思います。
以前と同じ鉄パイプと杭のポイントで、テナガエビパターンというのを
試したくなり、久々に登場させました。
しかし、今回は根掛かりでリズムを狂わされたくないのでテキサスリグ。
さらにシンカーを軽いものにした「3.5g ライトテキサス」
これを「バトリミ ハインド」でライトリグを扱うような細かいアクションで誘うと
連発
ストラクチャーに対してタイトに攻めても、根掛かりせず、とにかく釣れました。
こうしてテキサスリグの有効性を改めて認識することができたこのワーム。
当然、1軍入りで、3インチと4インチを両方ともかなりストックしました。
現在もドライブクローとともに主力となっています。