自分がいいからといって相手がいいとは限りません
「自分がいいと思ったことを相手に施しましょう」
このような考えの方もいらっしゃいますね。
それは悪くないように見えます。
しかし、自分がいいと思うことが相手にとっていいかどうかは、わからないです。
例えば、食事。
自分はおなかが空いているので、食べ放題でがっつり食べたいと思っています。
ですので、相手の方にとっても、食べ放題ですから、しっかり食べることができて、なおかつ経済的にもプラスになる、と考えてさそったりしますね。
しかし、その時、相手の方はお腹が空いていないかもしれません。
もしかしたら、体調が思わしくないかもしれません。
そういったことを考えないで、食べ放題へ連れて行ったりすると嫌な印象になってしまうかもしれません。
こういったことを防ぐためには、やはり相手に訊くことが大切ですね。
自分がいいと思っていることが相手にとってもいいと思えるかどうか、訊いてみないとわかりません。
訊かずに行ってしまうと、自分のいいと思うものを押しつけてしまいかねないので、注意が必要ですね。
逆のこともあります。
相手がいいと思っているのに、自分はいいと思わないことがありますね。
相手に引きずられてしまって、後で後悔したりすることもあります。
人間関係は相互作用です。
お互いにいい形を取ることができるように、コミュニケーションを取ることが大切ですね。
12月20日(金)は、人生心理カウンセリング講座です。
「相手からの影響」について行う予定です。
13~16時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。
人生心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧下さい。
よろしくお願い致します。