お腹が下った時にはどうされますか?
安静にされますか?
それとも、すぐに薬を飲みますか?
下痢の時に使われる薬にもいろいろな種類があります。
それぞれの特徴を知って、使い分けることが大切です。
まず、今回は種類の紹介です。
◎超運動抑制薬
末梢の神経に作用して腸管の蠕動運動や粘液分泌を抑制します。
◎収斂(れん)薬
腸粘膜を多い、粘液の分泌を抑制して、炎症を鎮めます。また、腸の蠕動運動も抑制します。
◎吸着薬
腸管ないの毒物・細菌・水分・粘液・ガスなどの有害物質を吸着します。また、腸粘膜を覆って、刺激を和らげます。
◎防腐・制酵薬
腸管ないでの病原菌の発育を抑え、腸内での腐敗・発酵を抑えます。
大きく分けると4種類になります。
下痢の状態によって使い分けることが大切です。
次回からは、薬の解説をしていきたいと思います。