心理学講座127 怒りの変化
あなたは怒っていますか?
怒りは目標行動が阻害された時に起こります。
攻撃的にさせる情緒です。
怒りは生後6ヶ月頃から表れ始めます。
最初は、自分がしたいと思う行動に干渉されたり、阻止された時に起こります。
また、自分が上手くできないことに対しても怒りが出たりします。
しかし、こういった怒りは徐々に減少していきます。
認知能力や運動能力が発達してくるからです。
「悪気がない」
「自分でもやればできる」
こういった考えができるようになるからです。
児童期になると怒りの原因が変わっていきます。
・所有物を侵害される
・身体的攻撃
などになります。
児童期も後半になるとまた変化しています。
・意志活動を妨害される(仲間はずれにされるなど)
・社会的名誉が侵害される(約束違反・弱いものいじめなど)
となっています。
青年期になるとまた変化します。
・自己主張を妨害される
・自分の計画を阻止される
青年期になると、自我が傷つけられるようなものに対して起こるようになるのです。
あなたの怒りの段階は今どのあたりでしょうか?
心理的に成長していっていますか?
もしかして赤ちゃんのような怒りをたくさん抱えていませんでしょうか・・・?
TAO心理カウンセリング学院HP:最新ニュースより