父が胃がんに! | TAO心理カウンセラーの道 :心と身体の悩みを解決するために!

TAO心理カウンセラーの道 :心と身体の悩みを解決するために!

《心理カウンセラーになりたい方》
《心理カウンセリングを受けたい方》
《心理学やカウンセリングに興味のある方》
《心や体の悩みの解決をしたい方》
《人生の指標を得たい方》 

こういった方々のための情報ブログです。

私がカウンセラーとして仕事をし始めた頃です。

私の父親が胃がんと診断されました。

会社の健診で疑いがかかり、国立病院で精密検査を受けた結果です。

父は自分一人で、検査を受け、結果も自分だけで聞きに行きました。

そして、、医師のいうことを受け止め、手術を受ける決意をしていたのです。


「手術の保証人にサインをして欲しい」


父は突然、私に依頼してきました。

私は寝耳に水。

状況を聞こうとしました。


「自分は手術を受ける」


の一点張りでした。

状況も分からないのに、サインするわけにはいきません。

そこで、会社に休みをもらって、父の診察についていきました。


「ここにがんがあります」


レントゲン写真を見せながら、医師は説明します。


「ということで、胃の4分の3を切除することが必要です」


「4分の3んもですか?」


「そうです。早めに処置をしないと危険です。すぐにでも手術をしましょう」


「ハイ」


「ハイじゃないです。ちょっと時間をもらえませんでしょうか? かえって考えたいんですけれど」


「よろしいですよ。では、次回の診察の時に」


ということで、帰路に向かいました。

父は、落ち込んだ様子でした。

やはり、がんというのはショックですよね。