愛していると気づくとき
愛しているそんな言葉は、今までピンとこなかった。愛しているなんだか、空々しくて他人行儀な言葉だと思っていた。それは、わたしが愛したことがなかったからか。いや、これが愛することだとわからなかったからか。寂しい、悲しい、楽しい、嬉しい、好きはわかる、気がするんだ。こころがキュッとしたり、ウキウキしたり、ただただ暗い気持ちになったり。愛してるどんな感覚?どんな感じ?それはまだ、わたしにはつかめていない。もしかしたら空気のようにごく自然にあふれているからか。もしかしたら水のように清らかにカタチを変えて絶えず流れてゆくからか。愛してるそれでも、ひとつわかるのはそんな悩みを抱くわたしを私はそんなに嫌いじゃない。知りたいと思うこと自体が愛かもしれないから。