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夏のカーエアコンで燃費が悪化! 「25度設定」が良い理由? 燃費が悪くなる“意外なスイッチ”とは? : 丹沢z3の気まぐれブログ

 

これから暑くなる季節 車のエアコンを使うと燃費が悪くなります
少しでも節約するには コに記事のような注意が必要です

夏のカーエアコンで燃費が悪化! 「25度設定」が良い理由は? 押すと燃費が悪くなる"意外なスイッチ"とは? | くるまのニュース (kuruma-news.jp)
2024.06.27 筆者:TSUMUJI Writing Studio(武田) 

夏は カーエアコンを使用しますが 設定温度は「25度」が推奨されるといいます
一体 なぜなのでしょうか

カーエアコン25度が適1


◆カーエアコンは「25度」が最適な理由とは?
夏場のドライブで欠かせない「カーエアコン」
使い方を誤ると燃費が悪化し 車内の快適性も損なわれてしまいます
推奨されている「25度」は なぜ良いのでしょうか

国産車では カーエアコンの設定温度は25度が最適とされています
これは 自動車部品パーツメーカーのカルソニックカンセイ(株)(現:マレリ社)が
2017年に カーエアコンの設定温度と燃費の関係について詳細な研究を実施し
25度が最も効率的な温度であると結論付けました

◆カーエアコンの設定温度が適切でないと 燃費が大幅に悪化します
環境省が発表した「エコドライブ10のすすめ」によると 外気温が25度の場合
カーエアコンを使用すると燃費が約12%も低下する結果が示されており
カーエアコンが燃費に与える影響の大きさを表しています

また 25度という温度設定は 燃費面だけでなく熱中症対策の観点からも適しています
環境省「熱中症環境保健マニュアル」では 気温が25度以上になると
熱中症の警戒レベルに達し 車内の快適性にも影響を及ぼすとされ
特に高齢者や子ども 持病のある人は熱中症のリスクが高まるため注意が必要です

つまり カーエアコンの設定温度を25度にすることで 燃費の悪化を抑えつつ
熱中症のリスクも軽減出来るわけです なお 欧州車では22度が適切とされています

ただし 外気温が非常に高い場合や 車内に多くの人が乗車している場合など
状況によっては25度よりも低い温度設定が必要になることもあります
あくまでも25度は目安であり その時々の状況に応じて柔軟に対応することが大切です

◆燃費への影響を考える上で 設定温度以上に重要なのが「A/Cスイッチ」です

カーエアコン25度が適4


A/CスイッチをONにすると 燃費に大きく影響するコンプレッサーという装置が作動
コンプレッサーとは 気体を圧縮して送り出すための機械のことで
多くの車ではエンジンの力で このコンプレッサーを動かしているのですが
作動させると燃料を消費するため燃費が悪化してしまうのです

一方「AUTOスイッチ」は車内を快適な温度に自動調整してくれる機能ですが
AUTOスイッチをONすると 状況に応じA/Cスイッチも自動ONになることがあります
カーエアコンのは 設定温度よりもA/CスイッチやAUTOスイッチのON・OFFに注意
することが大切となり 無駄なスイッチ操作を控えると燃費悪化を抑えられるでしょう

◆他にも カーエアコンを使用する際「内気循環」と「外気導入」の使い分けも
燃費や快適性に大きな影響を与えます

カーエアコン25度が適2


実際に高速道路や市街地 山道などで走行し 車内の環境を検証したところ
外気導入モードでは 車内のCO2濃度は常に1000ppm前後で安定していました

一方 内気循環モードでは 最大で6770ppmにまで上昇し 数値の面だけでなく
乗車している人の中には眠気や頭痛を訴える人もいたといいます

暑い車内を一刻も早く冷やそうとして 内気循環モードにするのは間違いです
正しい方法は 窓を開けて車内の空気を入れ替え 次に外気導入モードに切替え
車内が冷えてきたら内気循環モードに切り替えるのが効果的

ただし 外気温が高い雨天の場合は 外気の湿度が高いため
エアコンと内気循環の併用が推奨されます 状況に応じて適切なモードを選択すれば快適で燃費の良いドライブにつながるのです

◆エアコンフィルターを定期的に清掃・交換することも重要です
フィルターが汚れていると 外気導入モードでも車内に清浄な空気が取込めないので
フィルターのメンテナンスを怠らないようにしましょう

カーエアコン25度が適3


※ ※ ※
カーエアコンの燃費と快適性を両立するには 設定温度を25度に保ち
スイッチのON・OFFを適切に切替え 内気循環と外気導入を賢く使い分けるのが重要

状況に応じた操作を心がけ 無駄なエアコン使用を控えることで
暑さが厳しくなるこれからの季節でも 経済的で快適なドライブが実現出来るでしょう