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ハイブリッドカーめっちゃ電気持ってるのにダメなん!? バッテリーあがり車を救助出来ない謎 : 丹沢z3の気まぐれブログ

 

もう長年 ハイブリッドカーを4台 乗りついでますが 知りませんでした
幸いにして 自分も周囲にも バッテリーあがりに遭遇しなかったです
この記事の知識で今後は正しく処置出来ると思います

[ハイブリッドカー不能説]めっちゃ電気持ってるのにダメなん!? ジャンプスタートできない謎 - 自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)
2024年5月23日 文:デグナー12(Team Gori) 写真:デグナー12 写真AC

バッテリー上がりの際の応急処置と言えば
クルマのバッテリー同士を接続して行うジャンプスタートが一般的

ハイブリッド車バッテリーあがり1


しかし ハイブリッドカーはジャンプスタート救援車になれないケースがあるらしい
今回はその理由と 誤った方法でジャンプスタートを行うと どうなるかを解説する

◆助けてもらっても助けることは出来ないハイブリッドカー
二次災害が起きないよう 対処に自身がない場合はロードサービスを頼る方が無難

ハイブリッド車バッテリーあがり2


ハイブリッドカーがバッテリー上がりを起こした場合
ブースターケーブルを使ってガソリン車のバッテリーで復旧可能
しかし その逆のケース バッテリーが上がったガソリン車を
ハイブリッドカーで復旧させようとしても
ガソリン車のエンジン始動が出来ない上 ハイブリッドカーが故障する恐れがある

その理由は ハイブリッドカーには走行用のメインバッテリーと
ハイブリッドシステムの起動や電装品に給電するサブバッテリーを搭載している
ガソリン車のようにエンジンスターターを動かす必要がないため
サブバッテリーを含めた電気系統の容量は大きくない

それにも関わらず ジャンプスタートでガソリン車のエンジンスターターを回すと
発生した大電流がハイブリッドカーにも流れるため
保護機能によってガソリン車のエンジン始動が出来なくなる 保護機能が無い車は
コンピューターやハイブリッドシステムなどの電装系統が故障した事例もあるため
ハイブリッドカーで救援することは厳禁だと認識してほしい

助けてもらっても助けることは出来ないというのは何ともだが
バッテリーが上がってもハイブリッドカーに助けを求めてはいけないし
ハイブリッドカー側も親切心から安易にジャンプスタートをしないように注意が必要

◆ハイブリッドカーのケーブルの接続場所はバッテリーとは限らない
サブバッテリーがエンジンルーム内に無い30プリウスは
ヒューズボックス内のプラス端子にケーブルを接続する

ハイブリッド車バッテリーあがり3


前述の通り ハイブリッドカーのバッテリーが上がった場合は
ガソリン車のバッテリーとつないで復旧が可能だが
車によってはケーブルをつなぐ位置がガソリン車と異なるため注意が必要

30プリウスでは エンジンルームのヒューズボックス内に復旧用のプラス端子がある
マイナス側はボディフレームやエンジンブロックなどの金属部分につなぐ

ハイブリッド車バッテリーあがり5


一方 エンジンルーム内にサブバッテリーが存在する50プリウスは
バッテリーのプラス端子に接続可能で マイナス側はエンジンブロックを指定
その他にもエンジンルームにマイナス側の救援ボルトがあったり
車種によって接続場所が異なっている

ハイブリッド車バッテリーあがり6


車を故障させないよう 取扱説明書で確認してからの作業が安全だろう

尚 現行60プリウスでは30同様 ヒューズボックス内に救援用の端子が設置されている
日産のノートe-POWERも同様
エンジンルームにサブバッテリーが見当らない場合はヒューズボックスを確認しよう

◆備えておくと安心モバイルスターター
モバイルスターターバッテリーがあれば他車の電気を借りなくても

単独でジャンプスタートが可能
間違った手順や方法により重大な故障につながるため ロードサービスを頼るのが無難
しかし 救援まで長時間待つ場合は 自分で対処する方法を知っておいた方がいいだろう
最近ではモバイル型スターターバッテリーを 遠出の際はクルマに積んでおくと安心

ハイブリッド車バッテリーあがり4


気温が上がる これからの季節はエアコンなど電装品の使用頻度が高くなり
バッテリートラブルを起こしやすい
突然のトラブルで困らないよう 点検はもちろん トラブルに対する準備もしておこう