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どうなる!? ゴルフ業界“2025年問題” ゴルフ場が生き残るか消えゆくか決定的な違いは? : 丹沢z3の気まぐれブログ

 

団塊の世代の話題は いろいろ有りますが ゴルフ場の盛衰にも影響してるようです
私は団塊の世代よりも ちょっとだけの年上なので 無縁ではありません
それに特徴があるゴルフ場には 一度は行ってみたいです

どうなる!? ゴルフ業界の“2025年問題” 生き残るゴルフ場と消えゆくゴルフ場の決定的な違いとは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト (egolf.jp)
2024年1月19日 月夜野いおり

日本のゴルフ産業を長らく支えてきた団塊の世代が後期高齢者となり
多くの問題が噴出すると考えられているゴルフ業界の“2025年問題”
超高齢化社会を迎えるにあたり メンバーシップコースは どうなっていくのでしょうか
専門家に聞いてみました

◆団塊の世代が75歳を迎える2025年にゴルフ業界が直面する問題点
日本に約800万人いると推定される「団塊の世代」(1947~1949年生まれ)が
75歳以上の後期高齢者となり さまざまな社会問題が噴出するといわれる2025年問題
ゴルフ業界も その例外では ないと考えられています
 

団塊の世代が75歳を迎える2025年

この年を境にゴルフ場にもさまざまな問題が浮上しそうな気配 写真:pixabay

ゴルフ場2025年問題1


もちろん個人差はありますが 後期高齢者 75歳という年齢は
一般的に多くの人が体力や気力の衰えを感じ始めるタイミングです

ゴルフ場への“足”であった運転免許証の返納を周りから勧められることもあるし
かつて毎週のようにコースに集っていたゴルフ仲間が徐々に離脱していくという
寂しい現実と向き合わねばならないこともあるでしょう

更に年金生活を迎えたゴルファーにとり メンバーシップコースの高い年会費等が重く
のしかかり 経済的な問題が浮上してくる可能性も考えられます

日本のゴルフ産業を長らく支えてきた団塊の世代が2025年に後期高齢者になることで
こういう諸問題が一気に増える可能性が高いのが ゴルフ業界の2025年問題

日本の人口の5人に1人が後期高齢者となる2025年
このタイミングを機に 前出の諸問題を抱えた団塊世代のゴルファーが遠ざかって
ゴルフ人口が激減したり またメンバーシップコースの退会者が徐々に増え始め
ゆくゆくはゴルフ場の経営を圧迫するのか……と ネガティブな意見も散見されます

◆“2025年問題”のキーパーソン!?  若手ゴルファーの来場は依然堅調
ネガティブなイメージが付きまとうゴルフ業界の2025年問題
四半世紀に渡り ゴルフ会員権を専門に扱う加賀屋ゴルフ代表の前田信吾さんに
率直な意見を聞いてみました

「僕が会員権業者だからかもしれないけど それほど影響は無いと思いますよ
確か10年前にも“2015年問題”が いろいろと取り沙汰されていたけれど
実際は何も起こらなかったのでね
昨今ウワサするほど 2025年を境にゴルフ業界が落ちぶれるとは思えませんね」
 

“ゴルフは おじさんのスポーツ”なんていわれていたのは過去の話

スタイリッシュな出で立ちでプレーを楽しむ若手ゴルファーは増えている 写真:AC

ゴルフ場2025年問題2


そういう前田さんもコロナ以前は「ゴルフ業界は斜陽産業」だと思われたことが
しばしばあったといいます

「コロナ以前は“ゴルフなんて絶対やらない!”若い人が大勢いたけど 今はむしろ逆
実際に多くの若者がゴルフ場に来ていますしね 僕の会社にもゴルフが好きで
会員権の購入を考える若い方がいらっしゃるようになりました」

「これまでゴルフ業界を盛上げてきた熟年層も高齢者層も相変らず元気にゴルフを
楽しんでいるし ゴルフ場はコロナ前より盛り上がっています
メンバーなのに“予約を取るのに一苦労”という話もしょっちゅう聞きますしね
まぁ これはこれで問題なのですが」

◆二極化が進み生き残るのは名門と“プラスアルファ”充実のコース
それでは今後 会員権市場も含め ゴルフ業界はどうなっていくのでしょうか
前田さんに聞くと「僕は二極化が進むと思います」という回答が返ってきました

「“メンバーの同伴や紹介は不要 アキあればいつでもネット予約出来る”というような
中途半端なメンバーシップコースは 何か特別な魅力がないかぎり
今後は淘汰されていく可能性が高いんじゃないでしょうか」

アクセス抜群の我孫子GC
JR常磐線 天王台駅からクラブバス有り(所要 約5分)写真提供:加賀屋ゴルフ

ゴルフ場2025年問題3


「メンバーシップコースの会員になる醍醐味は 会員同士の交わりにあります
ゴルフという共通の趣味を通して いろいろな経験を積まれた人生経験豊かな方々や
普段の生活では仲々お目にかかれない方々と出会えるのがメンバーズコースなんです
老若男女問わず こういった価値観を分かち合える方々がメンバーシップコースを選び
クラブを大切に育んでいくんですね」

「ですから名門と呼ばれるようなコースや誰もが憧れる一流のコースは
2025年以降に少しずつ世代交代があったとしても
そのゴルフ場の文化を愛するあらゆる世代のゴルファーが絶えず集うので
何ら問題は生じないのではないかと思います」 さらに 一方で
「もっと気軽にスルーで回りたいというプレーヤーもいらっしゃると思います」
「ゴルファーのニーズに応える このようなプレースタイルに特化したゴルフ場は
今後も需要があると思います」

「また 電車とクラブバスを乗継いでいけるアクセスが魅力的だったり
スタッフのホスピタリティーが抜群に優れていたり 食事が安くて美味しい等々
プレーは もちろん このような“ゴルフプラスアルファ”が充実しているコースは誰もが
『また行きたい!』と なるわけです」

「2025年以降 日本のゴルフ人口が激減すると言われていますが
ゴルフという共通の趣味や同じな志を持つ会員同士が集うメンバーシップコースや
そのゴルフ場にしかない魅力のある特色を持つコースであれば
ゴルフ人口の増減にかかわらず しっかりと生き残っていけると思います」

特徴は バンカーや池の配置 クラブハウス など いろいろです 画像は拡大が出来ます

ゴルフ場2025年問題4

 

ゴルフ場2025年問題5

 

ゴルフ場2025年問題6

 

ゴルフ場2025年問題7

 

ゴルフ場2025年問題8

 

ゴルフ場2025年問題9

 

ゴルフ場2025年問題10

 

ゴルフ場2025年問題11

 

ゴルフ場2025年問題12

 

ゴルフ場2025年問題13

 

ゴルフ場2025年問題14

 

ゴルフ場2025年問題15


参考資料/内閣府 高齢社会白書

【監修】加賀屋ゴルフ代表 前田信吾さん
ゴルフ会員権取引を行う加賀屋ゴルフ代表取締役
ここ10年は 2日に1回の割合でラウンドを楽しむゴルフの達人

(2023年は年間219回!)
独自の視点を生かしたゴルフ場の比較&検討に定評アリ