☆百人一首を書く【13】☆ | 書を愉しむ★瑞心のつぶやき

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《つくばねの みねよりおつる みなのがわ
こひぞつもりて ふちとなりぬる》


*陽成院*



歌意:筑波山の高い峰から、絶え絶えにしたたり落ちる水も、次第にたまると、みなの川という川になり、遂には深い淵となります。それと同じように、初めはひそかに想っていたことでも、積もりつもると深い淵となって、やるせなくなってきます。どうかこの想いを察してください。



主旨:ひそかな恋が積もって、いつのまのか、今は深い物思いになっているという恋心の表出。






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