雨降りで肌寒い土曜日。
この辺りの紅葉には時期尚早。
秋桜を観に行きたかったな・・・。
そうね! こんな日は読書に限る!!
朝から一気に読んだのが
☆40歳になったら読みたい
李白と杜甫 (野末陳平著)☆
今から千二百年以上も前
詩仙:李白、詩聖:杜甫の波乱万丈の人生に
夢中になり入り込めました。
李白の人生は、アップダウンがはげしくて、波乱万丈の人生ともいえますが、
暗い影は感じられません。
李白の酒と詩の旅は、過去の肩書きにより成り立っているようです。
李白の死については有名な伝説があります。
~~舟遊びで、したたかに酔った李白は、水にうつる月を抱きかかえようとして溺死した~~というもの。
詩仙であるから、死にも伝説が必要だったかも・・・
と、著者はまとめている。
一方、杜甫は
悲惨な暮らしの中で
グチ、嘆き、不平、不満が重なって、明るさや陽気さがないかわりに
透徹した心で、人生を見つめる名詩を数多く残した。
それらの詩は死後に発表され、評価が高まった。
李白:62歳の人生
杜甫:59歳の人生
どちらに共感しましたか?といわれると・・・
酒、旅、遊び人の豪快な李白
家族を大切にした杜甫
・・・・・どちらがなんて選べないわ~。
千二百数十年前まで誘ってくれて感動でしたo(〃^▽^〃)o