僕は、NHKの朝の連ドラフリークである。
1987年の『チョッちゃん』、1988年の『純ちゃんの応援歌』あたりから、見てる、かな。
1990年の『京、ふたり』は、確実な記憶がある。
野際陽子さんがナレーションだった。
1976年生まれの僕は、当時、小中学生なので、どうやって見てるのと訝しむムキもあろうが、その頃、うちにビデオが導入されて、登校時間に関係なく、見たいものは見れるようになってるのだ。
で、今に至るまでずっと見ていて、先月までやっていた『ブギウギ』も最高だった。
福来スズ子の前向きなキャラクターも素敵だったが、歌が素晴らしく、そのステージにたっぷり時間を割いてくれたのが、良かった。
5本の指に入ると思う。
と言いつつ、このブログで、最近の幾つかを思い出すだけでも、『エール』だの『おかえりモネ』だの『カムカムエヴリバディ』だの素晴らしい朝ドラ、5本の指に入ると言い続けてるから、もう右手も左手も右足も左足も、娘、息子の手も埋まってる可能性があるけど。
で、そんな中でも、僕がベスト1に推すのが、沖縄と東京を舞台に国仲涼子が主人公恵里を演じた2001年の『ちゅらさん』。
恋に恋する青春の日々至上主義としては、うっとりするような少女趣味の大団円に、ほろり。
特に、小浜島の和也くんの木に佇む傷心の恵里のもとに駆けつけた文也くんを見て涙こぼす菅野美穂の表情は圧巻。
その涙こそ、KANさん言うところの一番透き通っていて美しい水だ。
と、あまりの感動に訳の分からないことを綴り倒してしまったが、そのくらい、心に来てるってこと。
その『ちゅらさん』が、現在、お昼に再放送中。
最新の『虎に翼』も楽しんでるけど、今は、『ちゅらさん』もあって、夜、仕事から帰って録画したのを見るのが、極上の時。
まぁ、今夜は、大1の娘と中3の息子が“モニタリング”に夢中でなかなかテレビを譲ってもらえなそうだけど。
今日は、お父さん、出ないよ。
そろそろ、『ちゅらさん』見ようよ。